(CNN) 冥王星は惑星なのか違うのか――。米ハーバード大学でそんなテーマのフォーラムが開かれ、参加者が惑星かどうかを決める投票を行った。 国際天文学連合(IAU)は2006年、冥王星は惑星の定義に当てはまらないと判断し、「準惑星」に降格した。これで太陽系の惑星の数は9個から8個に減った。 しかしIAUの定義を巡っては今も論争が続く。ハーバード大学スミソニアン天体物理学センターが9月18日に開いたフォーラムでは、惑星の定義について専門家が討論し、聴衆にも参加してもらって投票を行った。 その結果、会場が出したのは「冥王星は惑星」という結論だった。 冥王星を目指す探査機「ニュー・ホライズンズ」計画にかかわる研究者のアラン・スターン氏は、冥王星の降格を認めない専門家の1人。降格は太陽から遠く離れているためだと主張し、「もし地球が冥王星の場所にあれば、地球も降格されるだろう」と指摘した。
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