おもちゃ電車、7月22日にGO…和歌山電鉄・貴志川線 ガチャガチャ、猫駅長グッズ、フィギュア…「いちご」に続け 和歌山電鉄は、「いちご電車」に続いて貴志川線(14・3キロ)で走らせる「おもちゃ電車」の運行開始を、7月22日からと決めた。 外装は赤を基調としたデザインで、車内には懐かしい木のおもちゃから最近の人気キャラクターのフィギュアまでを並べる。 おもちゃ電車は2両編成で、各車両に木製のショーケースを2か所ずつ設ける。硬貨を入れてダイヤルを回すとカプセル入りのおもちゃが出てくる「ガチャガチャ」も常設し、同電鉄の車両模型や貴志駅(紀の川市)の駅長を務める三毛猫「たま」のグッズなど、この電車でしか買えないおもちゃを販売する。 インターネットでおもちゃを販売する海南市の「TJホールディングカンパニー」(谷口悟社長)がサポーター企業となり、ラッピング費用と5年分の広告費を出資し、改装費(200
入り組んだ海岸線を見下ろすように、集落のはるか上を列車が走る。高さ41メートル、長さ310メートル。やぐら状の橋脚を並べた鉄橋として日本一の規模。そんなJR山陰線・余部鉄橋で、コンクリート橋への架け替え工事が進んでいる。 1912年完成。山陰線を一本につなぐ、最大の難工事だった。ビルなら10数階付近を走る列車に、鉄道ファンらがカメラを向け、日本海を望む絶景は乗客をクギ付けにした。悲しい歴史がある。86年、強風にあおられて回送列車が転落し、カニ加工場を直撃、6人が死亡した。以来、規制が強化され、風速20メートルで列車が止まる。 新橋は2010年秋に完成予定。強風対策を施すので、運休がほとんどなくなり、利便性は高まる。が、一世紀近くをともにして、現鉄橋への地元の愛着は強い。「何らかの保存策を」。そんな声に動かされ、県の検討会は一部保存を提言。今年度中に具体案がまとまる予定だ。
出発の合図の音が駅に響く午前9時過ぎ。主人の小山利子さん(48)と一緒に電車を見送ることから、私の一日が始まるの。「みぁー」と発車オーライを告げて無事に出発を確認したら、次の電車までひと休み。 私の名前は「たま」。メスの三毛猫、8歳です。人間でいうと45歳くらいね。今年1月、紀の川市の和歌山電鉄貴志川線貴志駅の駅長になってからは、“猫の手も借りたい”くらい忙しい日も多いのよ。 1999年4月29日に、この駅で生まれました。ママの「ミーコ」は出産の1か月ほど前から住み着いて、駅の売店「小山商店」を経営する小山さんに世話してもらっていたらしいわ。それにもう1匹、2000年7月に、駅前で小山さんに拾われた「ちび」がいるの。ママとちびは助役として、私をサポートしてくれています。 ◇ 1月、たまの「駅長任命式」を取材し、地元住民ら集まった人の多さに圧倒された。当のたまは、落ち着き払い、まるでこちらを
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