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ブックマーク / gomadintime.hatenadiary.org (3)

  • ジェノサイド研究と2つの実験 - AztecCabal

    スタンフォード監獄実験(SPE)やミルグラム実験をなぜ詳しく知りたいかと言えば、この2つの実験がジェノサイド研究において重要だからである。 そもそもミルグラム実験は、アドルフ・アイヒマンの裁判にインスピレーションを得て考えつかれたものだった。また、ハンナ・アーレント『イェルサレムのアイヒマン』ISBN:4622020092な憤激を巻き起こしたのは、アイヒマンを邪悪なモンスターとして描かなかったことが理由の1つとして挙げられている。*1 ほかには、ロバート・ブラウニング『普通の人びと』ISBN:4480857567、ダニエル・ゴールドハーゲン "Hitler's Willing Executioners"(『ヒトラーの自発的死刑執行人』)ASIN:0679772685った、いわゆる「ゴールドハーゲン論争」でも、私見では2つの実験に関連した人間観の相違に論争の中心がある。 ブラウニングは普通の

    ジェノサイド研究と2つの実験 - AztecCabal
    nobody
    nobody 2007/10/13
  • Philip Zimbardo "The Lucifer Effect"ISBN:0812974441 - AztecCabal

    スタンフォード監獄実験(参照)を行った心理学者フィリップ・ジンバードの著書。ジンバードが実験について総括的なを書くのは書がはじめて。だいたいの前半分が監獄実験の詳細な経過を綴ったもので、後半分が実験の帰結といったところ。よくできた公式サイトもある。 実験があんな結果に終わったので、実験主任は大学から追放されたりしたんじゃないかとか漠然と思っていたが、ジンバードはアメリカ心理学協会の会長になるなど順調なキャリアを送ったようである。 ジンバードの執筆動機の1つとして、アブグレイブでの虐待・拷問と、事件の被告の1人のために専門家証人として証言したことがあるそうだ。ジンバードは虐待を可能にした状況を作った軍上層部の責任について述べたが、そうした意見はまったく容れられず、被告ら「腐ったリンゴ」個々人のみの責任とされたうえで判決が下されたことに失望と怒りを感じたという。 公式サイトにあるの概要

    Philip Zimbardo "The Lucifer Effect"ISBN:0812974441 - AztecCabal
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    nobody 2007/10/13
  • George Packer"The Assassins' Gate"書評 - AztecCabal

    触発され、ひさしぶりに自分も勝手訳をやった。New York Timesに掲載されたファリード・ザカリアによるGeorge Packer"The Assassins' Gate"書評。 このを今読んでいるところだが、自分が案外ネオコンに近いことがわかって面白い。9/11以前のロバート・ケーガンの立場なら同意できそうだ。 ……当はイラク(1)即時撤退派、(2)段階的撤退派、(3)無期限駐留派(10年は居ろ派)でそれぞれの主張を書こうと思って、ジュアン・コールが(2)から(1)に立場を変えた論争とか読んでいたんだが、知らないことが多すぎて収拾つかないや。 「暗殺者の門」:占領のもたらす危険 ファリード・ザカリア イラク戦争の記録である"The Assassins' Gate"で、ジョージ・パッカーは、ドリュー・アードマンという若いアメリカ人官僚について書いている。ハーバードで歴史学の博士号

    George Packer"The Assassins' Gate"書評 - AztecCabal
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    nobody 2005/11/09
    NYTの書評記事を個人的に訳されたものらしい.
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