昨年来、取り組んでいた1冊が今週末、全国発売になりました。奇跡のごはんです。著者である宮成なみさんと一緒に笑い、食べ、泣いたりと、多くの時間を共有しながら生まれました。 自分が食べているものが、どのように自分の「いのち」を支えてくれているのか。普通に暮らしていると、それを実感する機会はそうありません。宮成さんはそれを身をもって理解している一人です。 彼女が16歳で告げられた病名は「結節性動脈周囲炎」。動脈の周囲が炎症をおこすとともに、その毛細血管の末端がつぶれていく難病です。医師からは、「社会で働くことも、結婚も諦めてください」と宣告されました。食事制限のある約3ヶ月間の入院生活で、体重が約20キロも減り、全身の皮膚が乾き、干(ひ)からびて魚の鱗のようにひび割れ、所々に血がにじんで痛んだといいます。 それでも彼女は、退院後も食事制限を続けながら、母親の工夫をこらした手料理を約7年半食べ続け
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