スコットランドを破ってベスト8入りした日本は「誰も対戦したくないチーム」――。ラグビーの元イングランド代表で、2003年のワールドカップ(W杯)優勝時にスクラムハーフとして活躍したマット・ドーソンはそう語った。
ラグビーワールドカップ日本大会で、日本は1次リーグの最終戦でスコットランドに28対21で勝ってグループAの1位となり、9回目の出場で初めてのベスト8進出を決めました。 ここまで3連勝の日本と、2勝1敗のスコットランドがともにベスト8進出をかけた1次リーグの最終戦は、台風19号の影響で実施できるか懸念されましたが、会場を早朝から確認した結果、予定どおり実施することが決まりました。 大一番の会場となった横浜市の横浜国際総合競技場は6万7000人を超える観客で埋まり、試合前には両チームの選手たちが観客とともに台風の犠牲者に黙とうをささげました。 試合は、スコットランドが前半6分にトライを決めて先制しましたが、その後は日本が相手陣内でボールをキープし、17分に福岡堅樹選手から松島幸太朗選手へとつないでトライを返し、ゴールも決まって7対7の同点に追いつきました。 日本はタックルを受けながらもつなぐ「
ラグビーワールドカップで日本が再び強豪に勝利し、初の決勝トーナメント進出を引き寄せた要因の1つに重点的に強化してきたスクラムがあります。 特に前半は4回すべてを成功させたほか、相手ボールのスクラムでも反則を奪うなどスコットランドが得意とするセットプレーでも優位に立ちました。 プロップのグ・ジウォン選手が脇腹を痛め、涙を見せながら交代した直後の前半20分のスクラムでは、グラウンドを去ったグ選手の思いに応えるかのように相手からペナルティーを奪いました。 この場面について同じプロップの稲垣啓太選手は「スクラムは前半から押せる感触はあった。交代で入った選手にとっては初めてのスクラムだったので、うまくサポートしようと思ったらうまくいった」と話しました。 また、グ選手と交代で入ったプロップのヴァル アサエリ愛選手も「日本はフィットネスが高いので、スクラムではとにかく反則を取られないことを意識した。前半
◆◆◆ 「日本ほど大会を盛り上げているチームはない」 まず高級紙ガーディアン(The Guardian)から見てみよう。オンライン版で下記のような見出しで日本の戦いを速報で伝えた。 “Japan hang on to reach Rugby World Cup last eight and send Scotland out” 「日本が“踏ん張って”8強進出。スコットランドは敗退」 さらに記事の本文では下記のように手放しで称賛する。 「今大会のW杯を日本ほど盛り上げているチームは他にない。そしてまたしてもラグビー界に衝撃の(electrifying)結果をもたらした。ブレイブ・ブロッサムズ(Brave Blossoms = 勇敢な桜の戦士たち)は初めて決勝トーナメントに駒を進め、あの“ブライトンの奇跡”から4年が経ち、再び南アフリカと対戦することになった」 「日本のことを“上から目線で”テ
週刊ダイヤモンド特集セレクション 「週刊ダイヤモンド」の特集バックナンバーから、タイムリーな記事を再編集してお届けします。 バックナンバー一覧 「ルールが難しい…」といわれがちなラグビー。でも、最初は得点方法など、最低限を押さえればOK。難しく考えず、タックルの迫力や、大男の押し合い、華麗なパス回しを堪能しよう。(「週刊ダイヤモンド」8月31日号の第1特集「熱狂!ラグビー ビジネス・人脈・W杯」の一部抜粋による特別公開) 5点を獲得できる「トライ」こそ 試合中に観客が一番沸くシーン ラグビーは、サッカーやバスケットボールと同じように、敵と味方に分かれ点を取り合うスポーツ。さまざまな手段で相手の守備を突破しながら、ボールを敵の陣地の奥まで運ぶのも同様だ。 1チームの人数は15人で、グラウンドの広さはサッカーとほぼ同じ。前後半40分ずつ、合計80分間で得点の多いチームが勝利する。
1964年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒。サンケイスポーツの記者として、前身の日本リーグ時代からサッカーを取材。1993年10月28日の「ドーハの悲劇」は、現地の記者席で目の当たりにしている。角川書店との共同編集『SPORTS Yeah!』を経て2007年に独立。フリーランスのノンフィクションライターとして、サッカーを中心に幅広くスポーツを追う。 ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 日本代表がワールドカップ史上で初めてのベスト8進出をかける、スコットランド代表との予選プールA最終戦が13日19時45分、横浜国際総合競技場で運命のキックオフを迎える。引き分け以上
ラグビーの最新の世界ランキングで日本が過去最高を更新する7位に上がりました。ラグビーの世界ランキングは国際統括団体の「ワールドラグビー」が各チームの試合結果をポイントに換算していて、ワールドカップの期間中は各試合を終えるたびに更新しています。日本は今夜、横浜市で行われたワールドカップ1次リーグの最終戦で強豪のスコットランドと対戦し、28対21で勝ちました。この結果、世界ランキングが8位から過去最高を更新する7位に上がりました。トップ10では、日本と入れ代わってフランスが8位に下がりました。日本は、1次リーグを4連勝で終え今月20日に東京・調布市で行われる(ちょうふ)準々決勝では、世界5位の南アフリカと対戦します。 スコットランドは前回大会で大敗し、3勝をあげながらも決勝トーナメント進出を逃した大きな要因となりました。 今回も似たような状況で迎えることになった因縁の相手との試合に向けて日本代
#ラグビーワールドカップ 2019特集ページはこちら https://www.jsports.co.jp/rugby/worldcup/?utm_source=YouTube_worldcup_text&utm_medium=YouTube&utm_campaign=YouTube_worldcup_text&utm_term=2019 J SPORTSではラグビーワールドカップ2019を全48試合生中継! J SPORTSオンデマンドでは全試合見逃し配信します。 © Rugby World Cup Limited 2019 #RWC2019 #BRAVEを届けよう ■チャンネル登録はこちらから→https://www.youtube.com/subscription_center?add_user=jsportschannel
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く