キリンチャレンジカップ・アメリカ戦(23日・デュッセルドルフ)を翌日に控えた日本代表に前キャプテンのMF長谷部誠(フランクフルト)が合流した。すでに代表チームから引退していることもあって選手としての招集ではなく、過去のW杯の経験などを伝達する役割。長谷部も今後、指導者の道を志していることから、「お互いの利害が一致した」(JFA反町康治技術委員長)という。 反町技術委員長によると、フランクフルトは現在4日間のオフ期間中。協会側は数か月前からオファーをしており、長谷部のスケジュールが固まったため実現した。長谷部はこれから3日間にわたって代表チームに帯同し、ミーティングや食事会場などを通じて豊富な経験を選手たちに伝えていく。 長谷部は22日の公式練習にもベンチコートで姿を現し、現キャプテンのDF吉田麻也(シャルケ)をはじめ、2010年の南アフリカ大会、14年のブラジル大会、18年のロシア大会を共