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ブックマーク / finalvent.hatenadiary.org (38)

  • 8月20日、火曜日 - finalventの日記

    夕方空を見上げると月が美しい。調べると明日が満月。沖縄では明日がウークイ(送り)になる。 暑さが少しは引くとしてもまだま暑い。ちょっと図書館に調べ事に行って返ると汗だくなった。 図書館は相も変わらず、老人が多いのだが、炎天下飛び込んでくるのか、特に男性だが公共の場でそれはないだろというあられもない格好をしている。ソファータイプの椅子にだらしなく座っていたり、を脱いで蒸れる下を突き出すように足を組んでいたり。ひどいものだった。というわけで、資料調べをしてそそくさと出る。 昨日はステッパーをするほどの気力もなかったが、今日は戻る。 明日未明にかけて東京では大雨になるらしい。夜風を通して寝るというわけにもいかないか。 昼飯にカレーを作る。このところ、さらっとカレーを作ることがある。ルーを使わないカレー作りもだんだん慣れてきた。

    8月20日、火曜日 - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2013/08/21
    "さらっとカレーを作ることがある。ルーを使わないカレー作りもだんだん慣れてきた" 素敵。スパイスがあればカレーは作れる、というのは日本にいる限りなかなか実感出来ないもんな。
  • 失恋のこととか - finalventの日記

    55歳の、もう爺さんじゃねーのかという年の男が、23、4歳のころの失恋を思うのもどうかと思うけど、意外と心のなかに沈んではいるもので、そういうはなかなかごまかしがきかない。これはなんともなあ、つらいものだなと思う。 『考える生き方』(参照)では、最初、失恋の話とは書かなかったが、編集サイドで入れたらというのと、なくていいですよというのがあって、いろいろ思ったけど、入れるには入れた。読んだかたから、抽象的過ぎるというのがあった。自分にしてみると、あの書いてようやく、失恋の痛みとか悔恨とか罪責感とかいろんなものがあっても、自分の受け取る分は半分でいいということだった。それで十分かなとも。そのメッセージが誰かに伝わるかはわからない。失恋のつらさは半分でいい。 そして年を取ったので、実はディテールはもうだいぶ忘れている。ビジュアルにすっと思い出す部分があり鮮明でもあるので、なにかよく覚えているよ

    失恋のこととか - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2013/04/25
    納得は出来るけど、それでもやっぱり悔いというか残滓のようなものが残ってるなあ自分は……
  • 君が歩くのを待っている - finalventの日記

    困っている自分を見つけて、かまってくれる人には2タイプいる。助けてあげたい、と思わせたり、こうしたら良いよ、とアドバイスをくれる人。そのやり方はやめなさいと叱ってくれる人。両方とも、うまい方法を言葉で教えることだけで、その人の困難に具体的に関わろうとはしない点で似ている。人は言葉だけ変えられる、という欺瞞に満ちている。 何もしてくれない人よりも随分親切みたいだ。わざわざ自分の時間を使って、相手のために労力を割いてくれるみたいに見える。かまってくれるだけでありがたい。ただ問題に気付いていないだけの時や、ちょっとしたコツが分からない程度の時には、そういう人の言葉が多少は効果的になる。あんまり強い言い方や、人前で批判されると、心が閉じてしまうけど優しそうな言葉なら優しい人を演じられる。自分よりも弱い人を見つけて、アドバイスを装って自分を満足させようと寄ってくる人は論外だ。そういう人は、親切そうに

    君が歩くのを待っている - finalventの日記
  • 月曜日 - finalventの日記

    年度末の作業など。 昨日に打って変わって、この季節らしい寒さだった。 3月11日になった。震災から2年である。振り返るとあっという間でもあるが、昨年感じた困惑は、この一年でもそれほど整理が付かない。 メディアでは今日はその特集が多いだろうと思うし、黙祷などそこに寄せる人の気持ちもわからないでもない。私も追悼という思いはある。ただ、微妙な違和感の部分もあって、なんとも言葉にしづらい。「違和感」という「違和」の感覚とすら違う。 いろいろに思う。ひとつなんとなく思うのは、震災というより、津波ということなんだろうと思う。また、原発の問題は、それはそれで問題であるし、震災と津波によって引き起こされたのもだが、津波の、莫大な死者の問題とは、自分の心のなかでは切り離して考えたい。 「違和感」というのでもないのだが、と、語るとそれが違和感のような形を取り出す、心のありかたにも、ある種の困惑を覚える。 追悼

    月曜日 - finalventの日記
  • 今年を振り返って - finalventの日記

    ブログのほうにもちょっくら書いたし、率直に言うと、振り返って何かを書く気がしないというのもあるかな。 一つには、今年はいわゆるリベラルの廃頽感が強烈だった。その手の頽廃した意見を見たくもないという感じがすることが多かった。吉隆明の死がじんわり来ている部分もある。当に思想的に無の地平に消えていくなんて偉大すぎる。 リベラル批判をすると、じゃあ、ネット右翼はどうなのとか言われそうだけど、ああいうのはどこの国もいるもなんで、国家があるかぎり、あんなもののまま。中国とか韓国とかもっとひどい。アメリカの銃大好きなんていうのもそれに似たようなもの。 この手は、普通に政治をして抑制するしかないもので、その意味ではそれほど政治思想としては難しい問題でもない。それにくらべて、リベラルの頽廃は人々の希望を腐らせていくので、ぞっとして耐えられなくなる。が、それを許容するのもリベラルだと思うし、許容を世界観と

    今年を振り返って - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2012/12/31
    単に編集ミスだとは思いますが最後が気になってしまって
  • こういうのが深刻な失言だと思うのだけど - finalventの日記

    こういうの⇒野田総理VS安倍総裁 金融政策や「国防軍」で応酬 野田総理大臣と自民党の安倍総裁は、テレビ朝日の番組に出演し、金融対策や自衛隊の国防軍化などについて議論を戦わせました。 野田総理大臣:「安倍さんのおっしゃっていることは極めて危険です。なぜなら、インフレで喜ぶのは誰かです。株を持っている人、土地を持っている人は良いですよ。一般の庶民には関係ありません。それは国民にとって大変、迷惑な話だと私は思います」 自民党・安倍総裁:「びっくりしましたね。税収も名目経済が上がらなければ、税収は上がらない。そのことが総理には基的に分かっていなかったということが驚きですね」 野田総理はまた、自民党自衛隊を「国防軍」と名称変更することを公約に盛り込んでいることを取り上げ、批判しました。 (民主党代表)野田総理大臣:「あえて国防軍と名前を変えて、憲法を改正して位置づける意義というものがよく分かりま

    こういうのが深刻な失言だと思うのだけど - finalventの日記
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    nobodyplace 2012/11/26
    び、びっくりしたなあもう
  • 毎日 社説:習近平政権 長老支配に戻った中国− 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

    よく書けている。見事な社説。 権力闘争の結果生まれた党政治局常務委員7人は、来年の春、国家主席になる習氏と、首相になる李克強(りこくきょう)氏以外は、江沢民(こうたくみん)・前国家主席派で占められた。習政権は江氏ら長老の支配干渉を受け、保守的強権的な統治、強硬な大国主義外交に走る可能性が高い。 長老は3割を占めた。多くが80歳を超えている。中央に江氏、李鵬(りほう)・前全人代常務委員長もいた。天安門事件の後の江・李体制が再現された。歴史の歯車が20年以上逆転したようだ。習政権の背後には終身現役の長老集団がいる。これでは改革は進まない。 このメンツを見るかぎりはそう。 習氏はもともと派閥色の薄い地方官僚だった。しかし太子党の一員として江沢民派から次期総書記候補に推された。ところが、今年の春先に重慶(じゅうけい)市党委員会書記だった薄熙来(はくきらい)氏のスキャンダルが発覚し、常務委員の候補か

    毎日 社説:習近平政権 長老支配に戻った中国− 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2012/11/17
    おお、珍しく褒めてはるという記念ブクマ
  • 読売 大統領竹島入り 日韓関係を悪化させる暴挙だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記

    が劣化したともいえるし韓国が劣化したとも言える。双方劣化したとはいえるが、これは韓国があきらかに日を読み違えている。 従軍慰安婦問題については普通の日人は自国民の慰安婦の歴史を忘れてしまってはいるものの、戦時下だからということで朝鮮人の慰安婦に対しては罪責感を持っている。可能な限り対処したいものだと大衆的にも思っているし、韓国人の暴挙にも見える対応もしかたないだろうと思っている。竹島問題については、日人の大半は地図を見て、日韓国と等距離にあり、両国その間にさしたる諸島もないことからこれは中間だなと思っている。中間というのは、揉める理由が双方にあることだと思ってる。これを争えば喧嘩両成敗だと思っている。そして日人はこういうとき、相手が騒いでも喧嘩両成敗に立ち入るのは下品なことだと思っている。で、どうなるか。ある程度揉めるのはしかたがないから、一定の礼節を守ろうとする。相手もそ

    読売 大統領竹島入り 日韓関係を悪化させる暴挙だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞) - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2012/08/12
    確かに韓国ってもう少し外交が巧かった印象があるな。ってそれは日本も同じか。
  • 朝日 民主党の混乱―問題は「果たせぬ約束」 : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    マニフェストについて民主党が非難されるべきなのは「約束を果たさなかったから」ではない。「果たせない約束をしたから」である。 それは常識ある人ならわかっていたし、ゆえに民主党には投票しなかった。それが見破れず、あの時に批判もしなかったのだから、朝日新聞も同じこと。

    朝日 民主党の混乱―問題は「果たせぬ約束」 : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2012/06/29
    ですよねー
  • 政治の風景 - finalventの日記

    殺人・強奪が横行する無秩序社会と無慈悲な独裁者社会とどちらがよいか。どっちもいやだというのはたやすいが、どっちかしか選べないときがある。無秩序社会のほうが自由があっていいや、ヒャッハーという人もいるだろうが、私はそうなるよりはまだ無慈悲な独裁者社会のほうがマシではないかと思う。それを称して保守主義というなら、そうでないが自由主義ですか、進歩主義ですか、ヒャッハーと答えるしかない。 これが架空の、究極の問いならよいが、残念ながら今の日である。それでも、ブッシュ時代にはなんとか米国が抑えていたのに今では立派な内戦となったしまったシリアのようにもなっていないし、朝日新聞などがかつて称賛していた朝鮮民主主義人民共和国のようにもなっていない。当は軍部クーデターなんだからその虚構がわからない人には現実的に教えてあげましょうと軍部がわかりやすく実力行使するエジプトのようにすらなっていない。日はいい

    政治の風景 - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2012/06/16
    いやあ…ねえ。どうしたもんだろう。
  • 朝日 日中関係―いがみ合うだけでなく : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記

    そう、いがみ合うだけなく、中国ももっときちんと日を理解しなさいよと思うのだけど、朝日新聞さんが中国様に言えるのかと思って読むと、ありゃ。 日中両国は地域の安定と発展をともに担う隣国同士だ。さらなる悪循環を防ぐための大人の外交関係を築けるはずだ。 このところの不協和音の背景には、石原慎太郎東京都知事の「尖閣購入発言」や、新疆ウイグル自治区からの亡命者組織による「世界ウイグル会議」の東京開催がある。 13日の日中首脳会談で、温家宝(ウェン・チアパオ)首相はこの二つを取り上げ、「中国の核心的利益と重大な関心を尊重することが大事だ」と述べた。 「核心的利益」とはいかなる代償を払っても確保するという意思表示だ。これが直接に尖閣問題を指すかは別としても、中国がこれまで以上に踏み込んできたのは明らかだろう。 笑った。これお笑いで書いているんじゃないんだろうと思うけど。 まあ、すこし説明しときましょうか

    朝日 日中関係―いがみ合うだけでなく : 朝日新聞デジタル:社説 - finalventの日記
  • 毎日 社説:孤立せず、孤立させず 国の形を考える・講和60年− 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

    ちょっと書き方がわかりづらいようだ。 30年で1世代というから、60年だと2世代になる。敗戦で尾羽(おは)打ち枯らした日が独立を取り戻したのは60年前の1952年4月28日だ。この日、サンフランシスコ講和条約と日米安保条約が発効し、日は国際社会に復帰した。そして今日、3世代目の第一歩を踏み出す。 講和と安保は、戦後日の「国のかたち」を決めた。領土の放棄、西側の仲間入り、東京裁判の受諾。その一方、沖縄を米国統治に委ねたのもこの日である。沖縄は土に復帰し、来月で40年を迎えるが、今も基地問題の重圧に苦しむ。正の部分も負の部分も含め、戦後日歴史はこの日から始まったのだ。 4月28日沖縄デーは、「沖縄を米国統治に委ねた」というけど、これは沖縄から見れば、土から見捨てられた日であった。以降沖縄は熱心に日の丸を振って日に呼びかけたものだった。「沖縄は土に復帰し」はこの文章からすると曖

    毎日 社説:孤立せず、孤立させず 国の形を考える・講和60年− 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記
  • 雑 - finalventの日記

    自分が思うことをもっとわかりやすく書くことができそうにも思えるし、そうしたほうが誤解を招かなくてもよいとも思えるのだが、そもそもそれほど多数の人にとって意味のあるの内容ではないなら、わかりやすく書くことの弊害のほうが大きくなってしまうだろう。 先日、ブログに社会人へみたいな話を書いた。了解もされ誤解もされた。私のブログとかこの日記を見ている人にはさして目新しいことは書いてない。もう少しさらに深く書くべきだったかと思う部分もある。たとえば、社会人が世間様からカネを得るということなら、それは「雇用」の問題だということだし、あの文脈からわかるように「雇用」とは犯罪(盗み)の抑制だし、そもそも市場がそれ自体の自警性から公共が求められるというのは、リバタリアン的な思想でもある。まあ、しかし、そうした話は捨てた。 あの話は、きっかけは偶然だが、別途、「市民とは」というエントリーを書こうかと思っていたこ

    雑 - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2012/04/04
    finalventさんにヒステリックにかみついてる人が良く分かんないなぁ。賛同するかどうかはともかくとしても、筋としてわかりのいい話だと思うのだけどなぁ
  • 困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記

    みなさんがこれから生きて行く時代過去の時代に比べればより自分というものが問われるものになります。 戦争に巻き込まれることはないでしょうが、大災害に襲われる可能性は高くあります(富士山も爆発するでしょうし東京に大震災は訪れるでしょう)。しかし、生きるということは、避けがたいことは受けいれるということです。そして、みなさんがこれから幸福な人生を送るために、どういう努力したらいいのか、その「やりかた」がよくわからないというなら、人まねをしないことです。 まじめに受験勉強をして、いい大学を出て、一流企業に就職したり資格や免状を手にすれば、あとは生計について心配はしなくてよいというような「人生設計」を立てることは、実際には過去の時代にもそう多くはありませんでした。大学の先生のお話なんか聞いてないで、漁港や寒村で働く人の話を聞いてごらんなさい。 生きることはいつの時代でもむずかしいものです。なぜか。あ

    困難な時代を生きる君たちへ - finalventの日記
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    nobodyplace 2012/01/09
    "できるだけ自分を偽らなかった" 出来るだけ自分を偽らずにこれからも生きていこうと思う
  • 朝日新聞社説 米軍属の犯罪―地位協定を直すべきだ : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記

    ちと微妙な社説。 日米地位協定は、軍属が事件や事故を起こしても、米軍側が「公務中」と認定した場合は裁判権はまず米軍にあると定めている。 日米両政府は今後、同じような状況で軍属が事件などにかかわったときは、米側が同意すれば、日が裁判できるよう合意した。 これまでと比べて、大きな前進といえるだろう。 だが、米軍基地の外であっても、「公務中」の軍属の裁判権がまず米国にあることは変わらない。日が起訴できるかどうかは米国の裁量による。 2006年以降、「公務中」とされる米軍属が事件や事故を起こしても、日米どちらでも裁判にかけられない司法の空白状態が続いていた。 米連邦最高裁に「平時に軍属を軍法会議にかけるのは憲法違反」との判例がある。このため米軍は、軍属を軍法裁判にもかけていないからだ。 米軍の法務官は米最高裁判例をもとに、平時に軍属が罪を犯せば基地受け入れ国が裁判権をもつという見解を示して出版

    朝日新聞社説 米軍属の犯罪―地位協定を直すべきだ : asahi.com(朝日新聞社):社説 - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2011/11/26
    "沖縄とか「米軍基地がある多くの自治体」の問題ではなく、日本国の問題" 大事だよね…
  • 毎日新聞社説 社説:イレッサ高裁判決 安全対策に逆行する - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記

    出ないものかと思ったら、満を持して登場。期待を裏切らない論説。 薬の副作用と因果関係がある可能性ないし疑いはあるが、完全には断定できないので法的な不法行為はない−−。そう言われたら訴訟など起こせなくなると薬害被害者は思うに違いない。イレッサ訴訟東京高裁の判決はそういう内容だった。 いきなり大上段からばっさりと。 しかし、のっけから論理がおかしい。高裁は「薬の副作用と因果関係がある可能性ないし疑いはあるが、完全には断定できないので法的な不法行為はない」と言っているのだろうか。まず、前半の「薬の副作用と因果関係がある可能性ないし疑いはあるが」は実はナンセンスな修辞で医薬品には副作用がある。むしろ副作用によって医薬品は管理される。なので「完全には断定できないので法的な不法行為はない」というのはそもそも論理がおかしい。正しくは、副作用の伝達が十分であったかということになる。ここでこれが大きく問題に

    毎日新聞社説 社説:イレッサ高裁判決 安全対策に逆行する - 毎日jp(毎日新聞) - finalventの日記
  • 終風日報編集後記 日本は特殊な国というけれど - finalventの日記

    化も悪くないという記事があった。よくある話題でもある。サミュエル・ハンティントンの『文明の衝突』でも日は独立した文明の扱いになっていた。日が世界のなかで独立・異質な性質と見られるのもめずらしくない。▼「犯罪が急増することもなければホームレスで街がいっぱいになってしまうほどのこともない。ロンドンのような暴動は決して起こらない。家計は順応し、貯蓄を取り崩しながら暮らしていく。日はなんとかやっていく。3月11日の大震災の後ですらだ」▼相反した二つのことを思う。そうだなというのと、そうでもないんじゃないかと。いずれにも日歴史を思う。江戸時代からそうだったというのと、江戸時代はそうでもなかったんじゃないかと。どちらとも取れる。▼それでも江戸時代から今の日の特殊性はあったように思う。この数年、おりにふれて江戸の水道のことを学んできてそう思う。江戸という都市の特殊性でもあるが、高度な上下

    終風日報編集後記 日本は特殊な国というけれど - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2011/08/25
    "相反した二つのことを思う。そうだなというのと、そうでもないんじゃないかと。" あー。これってどういう感覚なんだろうなぁ…
  • 終風日報編集後記 まるで罰ゲーム - finalventの日記

    前原誠司前外相が民主党代表選に立候補した。通れば首相ということになる。そして彼が首相になれば各種の難問をかき回したまま放り出して去るのだろう。この御仁にはつくづくこりごりしたというのが私の率直な評である。▼前原さんが出れば票割れを避けるか、そのまま割れるか、ということで、すでに立候補した野田佳彦財務相の目はなくなる。増税路線と与謝野さんのおまけ付きという悪夢が消えるのはよいが、昔の流行した「究極の選択」というネタのような世界だ。まるで罰ゲームである。▼他は小粒と言ってもよい。鹿野道彦農林水産相や樽床伸二元国会対策委員長は自民党派閥風味のご愛敬といったところ。海江田経済産業相が首相になれば日の面白政治にお涙のシーンが溢れることになる。馬淵澄夫前国土交通相は増税反対で支持する向きもあるが、私はこの政治家の過去の言動から基的に信頼していない。▼さて全部にバツを付けてしまった。どうするか。無責

    終風日報編集後記 まるで罰ゲーム - finalventの日記
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    nobodyplace 2011/08/24
    なんかもう考える気も起きないんだよなぁ…
  • どう生きたらいいかを考えさせる本 - finalventの日記

    どう生きたらいいかを考えさせるなどといった話題は書くものではないと思っていたが、ちょっとした機会でもあるので簡単に書いてみたい。 人生とは何かということをもっとも究極的な形で描きだしているのは、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」(参照)だろうと思う。が、これは万人向けではない。皆目わからない人もいる。お薦めはしづらい。 日人として生きていて、人生で突き当たる質的な問題を実験的な形で描いていったのは夏目漱石の小説である。極点は「明暗」(参照)だろうが、できれば、その他の小説から読み進めたほうがよい。おそらく日近代の知識人が抱える質的な問題が、人によってはということはあるだろうが、自分のことのように問われている。 このブログを書き始めてからはなぜか言及してこなかったが、ドストエフスキーやら漱石といった、いかにも文学というものでなければ、山周五郎の小説を薦めたい。人情と人生とい

    どう生きたらいいかを考えさせる本 - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2011/08/18
    山本周五郎を読んでみようと思います。
  • 終風日報編集後記 「自分に無理のない生き方」から今の日本 - finalventの日記

    はてなでは有名だがphaさんの「世間のルールに背を向けろ」というエントリが掲載されていた。NHK「オトナへのトビラ」第4夜8月4日正午に出演したらしい。それに合わせた感想が書かれている。読むに、ああ、これは若い人を魅惑するだろうなと思った。▼人には適性というものがあり、「世間で一般的なルールに従わなくても、なんとか死なずに生きてて、たまに何か楽しいことがあればそれでいいんじゃないの」という話だ。さらに「僕ももう32でおっさんなので年長者ぶって若い人に言いたいことがあるとすれば「無理をしない」「悪い場所からは早めに逃げろ」ってことかなあ。」▼結果的にいうなら私の生き方とphaさんの生き方にあまり差はなく、意見の差もない。ただ、これは自分もそうなのだが、誤解されるだろうなとも思うが、こうしたことはすべて結果論だということだ。人が生きていたらそうなったというだけのことなのである。その意味で、いろ

    終風日報編集後記 「自分に無理のない生き方」から今の日本 - finalventの日記
    nobodyplace
    nobodyplace 2011/08/04
    "phaさんの生き方の一つの総合的な帰結もまた今の日本社会なのである" んぬーだからアドバイスは難しいと思うし、正解にたどり着くためにはという不安もあるし、また同時に悩んでも仕方ないかという気分にもなるなぁ