高速道路の路肩は一般道に比べても広く取られていますが、これに加えて所々にクルマが停車できそうなスペースが設けられています。 この正体は「非常駐車帯」と呼ばれるスペースで、NEXCO東日本によると「故障車・緊急車両・道路管理車両などが停車することを目的に、道路の路肩に設置されている」といいます。 非常駐車帯は、土工部や橋りょう部では約500m、トンネル内では約750mの間隔で設けられ、クルマが停車できるようになっています。 しかし、実際には一般道に設けられたパーキングスペースとは違い、安易に停車してはいけません。 高速道路では、道路交通法第75条の8第1項により「本線や路肩を含めて駐停車禁止」と定められていますが、これは非常駐車帯においても適用されます。 そのため、例えば、急ぎの電話がかかって来てしまい、停車して出なければならない状況や、急な眠気により仮眠したいとき、トイレに行きたくなってし