「貴殿の今後のご活躍をお祈り申し上げます」――。6月1日から2025年春卒業予定の大学生らの選考活動が解禁され、企業が就職活動生に不採用を知らせる「お祈りメール」が学生を落ち込ませる機会も増えそうだ。メールボックスのゴミ箱行きになりがちなこのメールを利用し、別の企業の内定につなげるサービスが就活生の間でじわじわと広がっている。 ABABA(東京都渋谷区)は、最終面接に落ちた「お祈りメール」を申告、登録することで、他の企業から採用選考のスカウトがLINE(ライン)に届くサービスを提供している。約1300の企業がABABAのプラットフォームに登録しており、他社の最終選考歴などを踏まえて学生に面接などを申し込み、学生が応じれば選考に移る。
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