キリンとサントリーが経営統合するというニュースは、この何年かで最も驚かされたニュースだ。 どちらの企業とも、それなりにつきあいがあるので、両社の社風の違いとか諸々考えると、「それでも一緒になった方が良い」という経営判断の重さを感じる。 報道されていることを聞くと「少子高齢化」によって日本市場に限界があり。というようなことを言っている。 つまり、日本の人口が減少しつつある状況、市場は必然的に右肩下がりになる。一方、世界の人口を見ると、世界は拡大する途上にある。 「だから」ということなんだろうけど、これはとても重要なメッセージだ。 そんなニュースが流れていた日に、ある中国ソフトウェア企業幹部と食事をした。 その会社は、これまで日本のSI会社経由で日本の仕事を受注することが多かったらしいのだけど、先日顧客から直接取引をしたいと言われたらしい。でも、途中に入っていたSI会社にお願いしたいこともある
つくづくソフトウェア業界を、従来の枠組みだけで見ちゃいけないと思う。 今月の11日だったかな、New York Timesが、Rubyのライブラリをオープンにしたことを発表した。 New York Timesと言えば、Amazon EC2とS3を使って、過去130年分の記事データを、たった一日でPDF化して、かけたコストが滅茶苦茶安かったと評判になった会社。短時間で終わった理由は、Hadoopを使って100台の仮想サーバーをぶんまわしたから。Hadoopの並列処理機構をつかったので、台数が増えると性能が上がるという訳。聞いたところによると、従来の手法を使ったら、完成に数ヶ月かかったとか。しかも、かけたコストは、20万円もしなかったとか。 しかも開発したのは、たった一人のエンジニア。 そんな経験を活かして、ノウハウをRubyで実装し、オープンソースにしたのが、mrtoolkit。 いわゆる大
Elasticという言葉は、「伸縮性のある」という意味だということを、Amazonのおかげで覚えた。でも、実際のEC2は、何もしなければ単なるサーバーであって、自分で工夫するか、第三者サービスを使って伸縮性を担保しなければいけなかった。 なんだー。これでelasticとか言っちゃっていいの?と思っていたら、今年のはじめくらいかな。elasticな機能を追加すると発表したのは。 で、「とうとう」というか、「ようやく」というか。Elasticなサービスがスタートした。 新しく加わった機能は、 1.Amazon Cloud Watch 2.Auto Scaling 3.Elastic Load Balancing の3つ。 Cloud Watchは、その名の通り、実行中の仮想サーバーを監視するもの。CPUやDISKの負荷、そしてネットワークの利用状況などを監視する。Auto Scalingの設定
IBMから、「ブロガーズ・ミーティング」っていうのをやるので、来ませんか。というお誘いがあり、行ってきました「IBM developerWorksブロガーズ・ミーティング」。 中身は、2段構成+懇親会。 最初の話は、IBM東京基礎研究所 所長の丸山宏さんから "Global Technology Outlook 2009"という研究成果の発表。そして、後半はみんなでワイガヤ意見交換。 前半の話。略してGTOっていうらしんだけど、これには驚いた。なんでもIBMには、「社会の未来」と「技術の未来」を予測する研究員が3,000人もいるらしく、そこから予測される未来につながる重要なポイントを選択して、重点投資をしているらしい。 ここで重要なのは、「技術」と「社会」を切り分けるのではなく、お互いが強い関連性をもった事項として未来を予測しているという点。 そこから選択された重要なポイントがいくつかある
最近、いろんな都市の人たちと、地域経済について話し合うことが多い。 大抵の論調は、「日本経済は、東京一極集中を起こしている」というもの。それは同時に、それ以外の都市は、産業規模があまりにも小さいので、ビジネス的にはとても大変。という話につながっていく。 でもよく考えてみれば、日本なんてカルフォルニア州と同じくらいの広さしかないんだよな。たとえば、シリコンバレーっていうのは、シリコンバレー自体に顧客がいるわけじゃない。そこを基点にして、全米や世界中の都市とビジネスをしている。 アトランタの会社も、ソルトレイクの会社も。ボストンだってロスだって。 つまりアメリカ的に考えてみれば、地元に「完結した経済」があることを前提にしているわけじゃない。 日本全体を考えてみれば、全部でカルフォルニア。つまり全土が一つの県みたいなもんだよ。 そう考えてみると、もしかしたら日本人は、すごく強い先入観にとらわれて
「しらなーい」って人に、何人か会ったので、ちょっと解説しながら話をすすめます。 いつも大量のデータを処理しているGoogleが、「バックエンドでこんなことやって効果を上げてます。」という論文を2004年に発表した。 そこに書かれているのは、分散処理のためのデザインパターン「MapReduce」。 大量データをいくつかの単位に分割して、キーと値に分割する処理(Map)と、それを集計する処理(Reduce)に分ける事で、処理単位同士の関連性を希薄化し、その結果分散並列処理を可能にする。というもの。 このデザインパターンを実装したオープンソース製品が、世界中にうじゃうじゃあるんだけど、一番有名なのが、Javaで実装された「Hadoop」。 Javaで実装されてるから、Javaで利用すればいいんだけど、こいつにはstreamingという機能も搭載されていて、他の言語でもMapReduceを実装でき
わわわわ。ってな感じで時間が過ぎて行く。 今日は、5時に出社したんだけど、とにかく朝寒くて。エアコン入れたら冷房だった。さむー。これまで暖かかったからだな。 で、EC2の話。パフォーマンスをあげるとっても簡単な方法がある。ようするにアメリカまでデータをとりに行かないですませてしまうってこと。つまりCloudFrontを使うんだな。 CloudFrontの使い方はとても簡単で、S3にBucketを作ってデータを放り込んだら、それをCloudFrontでも使いまっせー。という設定をする。S3 Firefox Organizerだったら、ポップアップメニューから「Manage Distributions」っていうのを選ぶ。それだけ。 えー。でも俺。ダイナミックコンテンツなんだけどなー。って言う人は、JavaScriptとかCSSなんかを放り込んでしまえばいいと思うよ。 勿論、イメージデータとかは
時間があったので、Amazon Web Serviceで遊んでみた。 ちょっといじくろうと思ったのは、O'Reillyが出している「Programming Amazon Web Services」という本を読んだから。 この本は、Amazonが提供している諸々のサービス。S3とか、EC2, SQS, FPS, SimpleDB。それらについて解説している本。たまたまAmazonで見つけたので、購入してみた。 先週末に届いたので、中を見たら、プログラム解説は全部Rubyになっていた。丁度RBCで、Webサービス周りの勉強会を何度もやっていたので、見た事のあるようなコードが並んでいて、とてもわかりやすかった。RBCの勉強会に出ている人は、是非一読をお薦めします。絶対「おー。」って声がでるよ。 O'Reillyのサイトへ行けば、同じことをJavaとかPythonで実装した場合のサンプルも置いてあ
Adobeが、なんか楽しい事になっている。 ActionScriptは、結構わかりやすい。けど、やっぱり面白いなぁって思えるのは、Flexかな。 Flexって、インスタンスをタグだけで表現できてしまう。 例えば、サーバーと通信するプログラムを開発したいとする。 <mx:HTTPService id="slide" url="http://localhost:3001/slides.xml" useProxy="false" resultFormat="e4x"> </mx:HTTPService> これだけで何を表現しているかというと、HTTPServiceクラスでインスタンスを作る。変数名は、slide。つまり var slide:HTTPService = new HTTPService(); っていうのと同じ。 だから
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