プラシーボ (偽薬) による効果が年々高まっており、新しい薬剤が申請されても偽薬の効果との違いがみられず治験を通らないことも増えているそうだ (WIRED の記事、本家 /. の記事より)。 米国の臨床試験で偽薬との比較が行われる「第 2 フェーズ」を通過しない新薬は 2001 年から 2006 年にかけて 20 % も上昇したという。偽薬との効果を比較したより厳しい試験が行われる「フェーズ 3」を通過しない新薬も 11 % 増えたとのこと。去年の 11 月にもパーキンソン病の新薬が、また今年の 3 月にはクローン病と統合失調症の新薬が、臨床試験において偽薬の効果が想定以上に高く、試験が中断されたそうだ。 新薬だけでなく、プロザックのように長年使われてきた薬剤も追跡試験を行ってみると確固たる効果がみられない場合もあるという。これらの薬剤が今日申請されたとしたら、承認が降りない可能性もあると
微生物が田んぼを電池に変える(1) 2009年9月 9日 1/4 (これまでの 山路達也の「エコ技術者に訊く」はこちら) 自然との共生は、さまざまな科学分野での大きなテーマになりつつある。東京大学 先端科学技術研究センター、橋本和仁教授のチームが研究を進めているのは、田んぼなどに棲む微生物から直接電気を取り出せる燃料電池と太陽電池だ。将来は、田んぼで発電が行えるようになるのだろうか? プロジェクトリーダーの橋本教授、および渡邊一哉特任准教授、中村龍平助教に詳細をお聞きした。 微生物燃料電池の実験装置。有機物を与えると、電流が発生する。 自己メンテナンスできることが生物の強み ──微生物を使って発電する研究を行われているそうですね。なぜ微生物発電を行おうと考えたのでしょう? 20世紀のサイエンスは主として現代物理学をベースとし、エネルギー源としては化石燃料を用いて、人類にとって便利な社会を
“アマゾン品質”の秘密に迫る、日本人も虜にするカイゼン経営《アマゾンの正体》(1) - 09/09/09 | 12:15 音楽やゲームのダウンロード販売、デベロッパー(開発者)向けのサーバー貸し出し、オンラインストア向けの決裁代行サービス、そして電子ブック「キンドル」――。米国のアマゾンでは扱っていても、日本では取り扱っていない商品やサービスを数え出すときりがない。なにしろストアの数も、米国では80あるのに対し、日本では50。グローバル企業をうたうアマゾンだが、北米で開始したサービスを速やかに海外へ広げていくことには、あまり熱心ではない。 いわば日本でのサービス内容にはハンデがある。それでも、アマゾンは直販型のネット専門ショッピングサイトとしては国内首位。日本での年商は2008年12月期で約2000億円にもなる(全売り上げ1・8兆円の10%以上が日本というのが公式説明)。アマゾンの海外
人間の文化的活動の活性化で地球上の二酸化炭素などの各種ガスが増加し、これが地球を温暖化に導いているとする説がある。つまり現在進行しているとされる、地球温暖化の原因は温室効果ガスであり、その代表が二酸化炭素だというのだ。科学的証明の正確さは別として、かつての時代より増加を続けている二酸化炭素をどうにかして減らそう、増加をとどめようという動きが世界各国で進められている。それでは具体的に、どのような国がどれくらいの二酸化炭素を排出しているのだろうか。環境庁から地球温暖化対策に関する啓蒙などを行う団体として指定を受けたJCCCA:全国地球温暖化防止活動推進センター (Japan Center for Climate Change Action)の【公式サイト】に、それが大変よく分かる図が掲載されていた。今回はそれらの中から二つほど紹介していくことにする。 まずは世界の二酸化炭素排出量。【元ページは
□App Storeに「TOP REVENUE SOFTWARE(売り上げトップアプリ)」ランキング追加 ・基調講演スタート ・Steve Jobsが壇上へ →会場がスタンディングオベーション ・今日のテーマは音楽 ■iPhoneについて →2年間で3000万台のiPhoneを販売 ・iPhone OS 3.1を無料で本日リリース →「ジーニアス」アプリの追加 →30000曲もの着信音の販売を開始 ■iTunesについて ・iTunes 9を発表 ・「ジーニアス」機能を強化、「Genius Mixes」機能 ・同期機能の向上 →ジャンルやアーティストを個別に選択して同期可能に ・iPhone appの管理をiTunes上で可能に ・「ホーム同期」機能によるライブラリーの同期 →曲、ムービー、テレビ番組、アプリなどのコンテンツを5台までコピー可能に ・iTunes LPを発表 →写真・歌
2023年8月からX(旧Twitter)にて、「HPVワクチンの深刻な副反応・薬害としての自己免疫性脳症が、相当規模で存在していると推測」する立場である平岡厚さんと対話を続けています。さまざまな論点がありますが、今回は9価HPVワクチン(シルガード9)の臨床試験において、対照群に4価HPVワクチン(ガーダシル)が使用された件について解説します。 臨床試験において、9価HPVワクチンは、4価ワクチンでカバーしていない型に関連する高リスクの子宮頸部、外陰部、膣の疾患を予防し、また、安全性についても重篤な有害事象に関する臨床的に意味のある差は認められませんでした*1。9価HPVワクチンは十分に安全で有効であるというのが専門家のコンセンサスであり、日本でも2023年から公費で受けられるようになりました。 「9価HPVワクチンの臨床試験を1回くらいは生理食塩水を対照として行ってはどうか」という平岡さ
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
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