来日中のアストラゼネカ(AZ)のパスカル・ソリオCEO(写真右)は9月29日、同社東京支社で記者会見に臨み、日本事業について、消化性潰瘍薬ネキシウムなど主力品の育成や日本の製薬企業とのパートナーシップ強化により、今後も成長を維持していく方針を示した。AZ日本法人の2013年国内売上額は2335億円。国内で活動する製薬企業の平均成長率1.8%に対し、同社はこれを上回る6.4%成長を維持している。ただ、現在の業績を牽引しているクレストールの特許切れを数年後に控えるなど、マーケット環境の変化への対応が同社にとって最大の課題だ。ソリオCEOは、「得意領域であるオンコロジーを中心とするラインナップの強化と新薬の早期市場導入を強力に推し進め、2017年以降も成長を維持できる」との考えを表明した。 製品別に見ると、2011年発売のネキシウムが2013年度に売上高500億円を突破し、短期間で同社の主力品に
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