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ブックマーク / blog.japan.cnet.com (16)

  • 上場にあたっての社内に向けてのメッセージ:江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance - CNET Japan

    そうそう、ご報告がすっかり遅くなってしまいましたが、親会社のほうのインフォテリアがこの6月にマザーズに上場しました。 それで、多くの人にとって、企業が上場する瞬間に中でどのようなことが起きてるかを知る機会なんてほとんどないでしょうから、5月末の上場が決まったときにぼくから社員と経営陣に宛てて書いたレターをこちらで公開することにしました。 内容を一部伏せるかどうかでちょっと逡巡したのですが、どうせなら生々しいほうが世の中のためになるだろう、と思ったので、結局原文ママで載せることにしました。 なお、ディスクロージャのために述べておきますが、私は現在インフォテリアUSAに勤務していますが、100%親会社であるインフォテリアの株主であると同時にまだ社員としても籍は残しており、給与の一部とストックオプションをそちらで報酬として受け取っています。そういう立場の人間の発言とご理解ください。 こういうもの

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:マックを買ってきたらインストールするソフト(マック入門のすすめ)

    最近、MacBook Proを買いました。 当は、最新OSのLeopardが登場してからにしようなどと考えて買い控えていたのですが、それも10月まで延期になってしまったので、このへんで踏ん切りをつけたという感じ。 セットアップは一瞬で終了。最近のマックは快適すぎる。ずっとマック信者だったぼくなんかは、あまりに快適すぎて最近マックにスイッチした人はずるいとさえ思ってしまいます。 せっかくなので、今回インストールしたアプリを一覧にしてみましょう。ほとんどが定番モノで、標準添付のもの以外で敢えてインストールする数は年々減ってきています。 これは、ほとんどのアプリがウェブで動く時代になってきたことの何よりの証。このシンプルさからくる身軽さ、快適さといったら、何とも筆舌に尽くしがたいものがありますね。 以下、個人的基準で「インストール必須」「おすすめ」「開発者向け」の順で紹介していきます。 (*)

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:Lingr and Comet - 技術解説編

    さて、お待たせしました。いよいよCometとLingrについての技術解説です。 ■Comet解説 さて、まずはCometとは何で、どういう背景によって生まれたのか、についての解説から始めます。 まず前提として、Webアプリケーションにおいては、通信開始のトリガーは常にクライアント側が握っています。つまりURLを入力したりボタンをクリックしたときなどに通信が発生することになるわけですが、このようなアーキテクチャは、サーバ側で発生した変化をリアルタイムにクライアント側に通知することが原理的にできないことを意味します。 チャット・アプリケーションでは、複数のユーザから不定期にメッセージが送信され、それが他の参加者に一斉に配信されなければなりません。しかし、メッセージを受け取ったサーバ側では、それをクライアントに即座にプッシュで通知する方法がないのです。 そのため、一定期間ごとにブラウザがサーバに

  • CNET Japan Blog - 中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル:ユーザー指向のもの作りに関する一考察

    この週末に私が読んでいるは、私のもう一つのブログでも紹介記事を書いた「The Ten Faces of Innovation」。そのに私がいままで漠然と感じていてうまく説明できなかったことを上手に説明してくれている記述を見つけた。 そこには、自動車産業の父、Henry Fordの言葉「もし私がカスタマーに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは『もっと早い馬が欲しい』と言っていたでしょう」が引用してあり、「カスタマー(顧客)の声を聞くことは大切だが、彼らに『何が欲しいか』を聞いても必ずしも答えは出て来ない。それよりも彼らの行動を良く観察し、どんなところで苦労しているか、彼らなりにどんな工夫をして今あるものを使いこなしているかを理解した上で、何を作るべきかを考えるべきだ」と結論付けている。 ものすごく共感できる。この業界にいると、「ユーザーの声を聞くことは大切だ」というセリフは良く聞くが、それを頭

  • CNET Japan Blog - 中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル:ユーザー・エクスペリエンスとパーベイシブ・アプリケーションの世界

    では、「さまざまなデバイスをネットワークを通じて有機的に結合させ、トータルで見たときのユーザー・エクスペリエンスを向上させる」とは具体的にどんなことなのだろうか? ヒントは私達のまわりにたくさんある。「必要は発明の母」とは良く言ったもので、私たちがさまざまなデジタル機器を使う上で、ちょっとでも不便だな、と思うものをメモしておくだけで良いのだ。 ・子供を連れてディズニーランドに来た夫婦。デジカメを持った父親が子供の楽しんでいる姿を撮影する。家に帰ってから撮影した写真をパソコンに移す。夫の実家にはパソコンがあるので、メールで送れば良いのだが、の実家にはパソコンがないので、プリントしたものを次の週末に持って行くことにする。 ・Beatlesが大好きな音楽ファン。Beatlesの曲ならば何でも持っており、全ての曲は彼のiPodに入っている。その彼が週末に友人の車でスキー旅行に行くことになる。ドラ

    norimacki
    norimacki 2006/04/05
    さまざまなデジタル機器を使う上で、ちょっとでも不便だな、と思うものをメモしておく
  • 「ドキュメントを表示する」ためのメタデータ、という発想:中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル - CNET Japan

    Microsoft OfficeのファイルフォーマットをXMLにしようという話は、97〜98年ごろからあったのだが、一番の理由は「タイトル」、「作者」などのメタデータを標準的なXMLタグとして用意して、他のアプリケーションやサービスからのアクセスを可能にしたいというものであった。 そのころは、いまほど「オープンであること」が重視はされていなかったが、HTMLドキュメント内のTITLEタグで提供されるメタデータをサーチエンジンが利用し始めていることは既に知られており、それと比べるとバイナリーフォーマットである Office のファイルフォーマットは不利であるという認識は(少なくともMicrosoft内の一部の人たちは)持っていたのである。まだ Office のファイルフォーマットをウェブ上のドキュメントのデファクトスタンダードに出来るかもしれないという望みを持っていた時期のことである。 「イ

  • 「インテリジェンスを持ったXMLドキュメント」という発想:中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル - CNET Japan

    「インテリジェンスを持ったXMLドキュメント」という発想 公開日時: 2006/02/15 15:15 著者: 中島聡 Netscapeのすごいところは、95年という早い時点でインターネットのポテンシャルに誰よりも早く気づいて、「これからはウェブ・アプリケーションの時代だ」というヴィジョンをはっきりと打ち出したこと。それもMicrosoftWindows95を発売してやっと「GUIのイノベーションの収穫期」に入ったばかりの時にである。 Microsoft内の反応はさまざまであった。上場したばかりのNetscapeの株を買い求めるお調子ものから(この行為はすぐに禁止になった)、NetscapeがMicrosoftのビジネスにとって脅威だということにいつまでも気が付かない人までいた。ウェブアプリケーションに関しては、私のように「全てのアプリケーションがウェブアプリケーションになる時

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:創造的なエンジニアのための働く環境とは(2)

    創造的なエンジニアのための働く環境とは(2) 公開日時: 2006/02/11 10:43 著者: kenn (前回の続き) 前回のエントリには、金子さんが『1人のプロジェクトと、チーム開発をつなぐ「鳥の目」』というポストでトラックバックをくれたけど、そこに書かれていたことが僕的にはすごくヒットだったのでちょっと寄り道したくなった。 今回は「作家と編集者」というアナロジーでいくつもりだったのだけど、ようするに作家(エンジニア)にも色んなタイプがいるってこと。 こないだCNET編集長の西田さんとも話していて、エンジニアのタイプでも最もはっきり分かれていると思ったのは、この2類型。 (1)クリエイター・ギーク系 小規模なベンチャーで新しいサービスを作りたいタイプの人 会社の中で認められたいのではなく、会社の外で認められたい 週末も趣味でコーディングしている お金、ステータスにこだわら

  • ネットスケープのヴィジョン:中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル - CNET Japan

    そもそも私がWindowsに代表されるリッチクライアントのアーキテクチャに疑問を持ち始めたのは、Windows95の開発の後半戦において、その時点で既に膨大な数があった既存のアプリケーションとの互換性に大いに悩まされたからである。 既存のアプリケーションとの互換性を保つことの難しさは、オペレーティングシステムなどのシステムソフトウェア開発をしたことがあるエンジニアの方なら理解していただけると思うが、既に市場に何十万種類のソフトウェアが流通している上に、マシンのオペレーター(つまりユーザー)が必ずしもパソコンのことを理解しているとは限らないWindowsの場合、その難しさは筆舌に尽くし難いのだ(色々と面白い体験談もあるので、それに関しては後日どこかで書きたいと思う)。 そんな苦労を日々繰り返していた私の中に持ち上がってきた疑問は、「Windowsのアーキテクチャって少し複雑に作り過ぎてしまっ

  • インターネットとの出会い:中島聡・ネット時代のデジタルライフスタイル - CNET Japan

    私が、「今のパソコンのソフトウェアのアーキテクチャーって根的に間違っているんじゃないか?」と疑問を持ち始めたのはOOSH(Object Oriented Shell)、Cairoの両プロジェクトも含めれば丸5年の歳月を費やして作ったWindows95を出荷したばかりの95年の夏であった。多くの仲間がたまりにたまった有給休暇を消化したり、せっかくのチャンスだからと小さなゲームを作って遊んでいたりした時期のことである。 その時になぜか私の気を引いたのが、Windowsチームの脇に数ヶ月前に突然作られたIEチーム。94年の段階で「もうWindows95には新しい機能は増やさない」と硬く誓ったのにも関わらず、なぜか突然Windowsの一部として出荷されることになったInternet Explorerというブラウザーを作っている7〜8人の小さなチームだ。 たまたまそこのチームのメンバーの一人が知り

  • CNET Japan Blog - 江島健太郎 / Kenn's Clairvoyance:創造的なエンジニアのための働く環境とは(1)

    創造的なエンジニアのための働く環境とは(1) 公開日時: 2006/01/23 18:29 著者: kenn 最近、自分のワークスタイルを大きく変えてみて、非常に強く感じることがある。 エンジニア、それも言われたことをソツなくこなすタイプではなくて、アンテナの感度が高く、自発的に新技術を磨き続けることを怠らず、自分の作ったものを広く世に出すことが楽しいと考えるエンジニアが、商業的に実りのあるモノを作り出せるようになるためには、ある特殊な条件が、きわどいぐらいのバランスで揃うことが重要なのだな、ということがわかってきた。もちろん、まだそれを理解するプロセスの真っ最中なのだけれど、考えがひとまとまりの輪郭をとってきたので、つれづれ書いてみようと思う。 ぼくは、インフォテリアというソフトウェアの会社で6年も製品企画その他、会社がリリースする「モノ」の運命にかかわる重大な意志決定に、経営

    norimacki
    norimacki 2006/01/24
  • CNET Japan Blog - 近藤淳也の新ネットコミュニティ論:終わりに 世界中の意識をつなげるインターネット

    7月の上旬からこのブログを書き始めて5ヶ月になりました。当初の終了予定だった10月を1ヶ月過ぎてしまいましたが、今回でこのブログはおしまいにしたいと思います。 期間中、はてなでのさまざまな取り組みを紹介しながら、色々と感じていることを書いてきましたが、その根底には「色々な事をオープンにしよう」という思いが流れているように思います。 社員どうしの関係をオープンに、会社とユーザーとの間もオープンに、言いたいことがもっと言えるように、良い意見はきちんと吸い上げられるように…。そんな風に、色々なものをもっとオープンにすると結構良いことが多いですよ、というようなことをずっと書いてきたような気がします。 なぜこんなにオープンさのことばかり考えているのでしょうか。なぜそれが重要だと思うのでしょうか。それはインターネットができたからだと思います。 今年はインターネット誕生10年、といった言われ方もして「こ

    norimacki
    norimacki 2005/11/30
  • 予測市場で会社の行方を占う:近藤淳也の新ネットコミュニティ論 - CNET Japan

    予測市場を取り入れたユーザーからの要望窓口サービス「はてなアイデア」は2005年4月に試験運用を開始しました。 予測市場とは、株式市場のような市場システムを用いて将来の出来事を予測するという先物取引のような仕組みです。アメリカでは既にこの仕組みの活用が進んでいて、大統領選挙の結果やアカデミー賞受賞作品を見事に的中させたりといった事例が出始めています。また、企業内でも社員が取引に参加しながら会社の方針決定に利用されるなど、さまざまな活用が行われています。 こうした活用事例に刺激を受けながら、かねてからの課題であった要望窓口の効率化に活かせないかと考えて開始したのがはてなアイデアでした。 はてなアイデアではさまざまな要望が仮想的な株式の銘柄として取引されます。要望が実装されると、その要望の株式を保有しているユーザーに配当ポイントが支払われる仕組みです。ユーザーは最初に仮想的な「アイデアポイント

    norimacki
    norimacki 2005/11/26
  • CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:人との出会い、不連続な成長が作るキャリアパス

    11月26日(金)〜11月30日(火)までの間、梅田望夫さんの代わりに伊藤直也さんがゲストブロガーとして登板します。 青山学院大学大学院にて超並列計算機の研究を行い修士課程を修了。2002年にニフティ株式会社入社。blog サービスの企画/開発などに携わる。2004年9月、株式会社はてな転職はてなでは開発リーダーとして人力検索はてなblogサービスはてなダイアリーをはじめとする一連のサービスの企画/開発を行う。また、講演やメディアへの執筆活動を通じてはてなblog技術のエバンジェリスト活動も行っている。著書にBlog Hacks (オライリー・ジャパン)。個人ブログはこちら NDO::Weblog さて、私のゲストブログ担当も日で最後です。今回は技術という話からすこし離れて、エンジニアとしてのキャリア形成に必要なことついて考えたいと思います。 私が面白いと思う人 唐突ですが、普

  • ブロードバンド、ハードウェアの低価格化、オープンソース、XML技術の到来がもたらしたもの:梅田望夫・英語で読むITトレンド - CNET Japan

    11月26日(金)〜11月30日(火)までの間、梅田望夫さんの代わりに伊藤直也さんがゲストブロガーとして登板します。 青山学院大学大学院にて超並列計算機の研究を行い修士課程を修了。2002年にニフティ株式会社入社。blog サービスの企画/開発などに携わる。2004年9月、株式会社はてな転職はてなでは開発リーダーとして人力検索はてなblogサービスはてなダイアリーをはじめとする一連のサービスの企画/開発を行う。また、講演やメディアへの執筆活動を通じてはてなblog技術のエバンジェリスト活動も行っている。著書にBlog Hacks (オライリー・ジャパン)。個人ブログはこちら NDO::Weblog さて、ゲストブロガーの交代ということで、宮川さんからバトンを受け、日より3日間、梅田さんに代わりブログを執筆いたします、株式会社はてなの伊藤です。よろしくお願いします。 確実に変わりつ

  • CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:インターネット時代のエンジニアの価値

    11月26日(金)〜11月30日(火)までの間、梅田望夫さんの代わりに伊藤直也さんがゲストブロガーとして登板します。 青山学院大学大学院にて超並列計算機の研究を行い修士課程を修了。2002年にニフティ株式会社入社。blog サービスの企画/開発などに携わる。2004年9月、株式会社はてな転職はてなでは開発リーダーとして人力検索はてなblogサービスはてなダイアリーをはじめとする一連のサービスの企画/開発を行う。また、講演やメディアへの執筆活動を通じてはてなblog技術のエバンジェリスト活動も行っている。著書にBlog Hacks (オライリー・ジャパン)。個人ブログはこちら NDO::Weblog 前回の記事ではブロードバンドやオープンソースソフトウェアの普及により、インターネットサービスを提供するための基盤がコモディティ化してきているということを述べました。そのような変化を迎える

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