チューナーを缶に入れて「チュナ缶」。この一見バカバカしいダジャレ商品に、実はすごい技術が使われていたのだ。というびっくり仰天のインタビュー、第二弾。 ※前回までのあらすじ チュナ缶を作るにあたって、コルグは入れ物として使える缶を探していた。ツナ缶のダジャレである限り、プルトップ缶以外は話にならない。しかし大手製缶メーカーには「ワンロットの数が少なすぎる」と相手にしてもらえない。困ったあげく、最後に行き当たったのが大田区の谷啓製作所だった。この小さな町工場は、開けたフタや缶で手を切らない「ダブルセーフティープルトップ缶」の発明で世界的に知られていたのだった。 ツナ缶のような「フルオープンエンド」缶は、缶切りがいらず、プルリングを引っ張るだけで開けられるし、開けるときのパキュッという音も気持ちいい。でも、うっかりするとフタや缶の切り口で指を怪我をしやすい。だから訴訟社会のアメリカではPL(Pr
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