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  • 平成28年11月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    還来生死輪転家 決以疑情為所止 速入寂静無為楽 生死流転の家に還来することは 決するに疑情をもって所以とす。 速やかに寂静無為の楽に入ることは信心を以て能入とす。 「正信偈」 私たちは生のみを重視し、死を遠ざけて生きている。 そして、仏の教えを疑っている。 この「疑」は信じないということではなく、 自分自身を頼りにしてなかなか教えに任せることができずにいる姿である。 その任せられる境地に還るとは 仏の救わんとする名告りによって 苦しみが縁となって信ぜずにはおられない名告りに触れさせてもらうことでしょう。 合掌 当寺住職

  • 平成28年9月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    一生造悪値弘誓 至安養界証妙果 一生悪を作れども、弘誓に値ひぬれば、安養界にいたりて妙果を証せむといへり。 一般的に言われる人を偽ったり、法律を破ったりの悪と共に心の中で人を殺めて、生きていく上に動植物のいのちを殺さずにはおれないのも悪である。 それらのいのちをもらって生きている自分を思う時、生きていることは迷惑をかけ悪を作っていると目覚めなければならない。 そして、自分の今までの考えを覆す教えにあった時にこそ、救いの言葉が差し伸べられ、安心の名号となるのでありましょう。 合掌 当寺住職 南無阿弥陀佛

    平成28年9月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
  • 平成28年7月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    往還回向由他力 正定之因唯信心 往還の回向とは他力による正定の因で、ただ信心なり。 中国の浄土七高僧の一人・曇鸞禅師は、 「長生不死の経は教えとして最高である」と学んでいたけれども、 菩提流支という師に 「不老長寿の法をもってしても必ず死はやってくる」と教えられ、 長生不死の経を焼き捨てて浄土の教えに帰依されたました。 昔小学生の登下校の場所に往・還とかかれていたことを思い出します。 往相とは私の力で往生するのではありません。 私たちの生が自分でコントロールする生ではなく、 浄土へ連れて行ってもらうことであり、道でもあります。 還相の教えは亡くなった人々が 死を通して私たちに人間の事実を教えてくださるはたらきで、 それはただただ任せる心であり、 私の力は一つもいらない相であります。 すべて仏さまの方から教えられる道でありましょう。 合掌 当寺住職 高山元智

    平成28年7月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2016/07/02
    久遠寺様の今月の法語。 合掌。 "平成28年7月の法語"
  • 平成28年6月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    唯能常称如来号 応報大悲弘誓恩 ただよくつねに如来の名号を称して大悲弘誓の恩を報ずべし ただ<このことをひとついう>は自分にとって救われる教えであります。 ただ仏の願いとわたしの願いがひとつになることであり、 その名告り<念仏>はわたしにとっての苦難の人生を担っていく力を与えられることでありましょう。 たとえば親の願いに背いてきた私は、実は親から大きな願いをかけられていて、 苦しい時こそ親の名を呼ぶことは、その声ですでに救われたことがあるからであり、 かけられた恩に報いてゆき、答えてゆくことはただお念仏を称えることでありましょう。 当寺住職 南無阿弥陀佛

    nornsaffectio
    nornsaffectio 2016/06/03
    久遠寺様の平成28年6月の法語 #宗教・思想 #feedly 称名
  • 平成28年5月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

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  • 平成27年10月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    10月の法語カレンダーです。 一般的に私たちには住んでいる国の法律があり、法律を守って生活することが生きていく上で重要なことであります。 しかし、その法律も考えによって様々な解釈がなされます。 私たちの生活は相手を尊重し、また自分も幸せになる為のものでありますが、自分の都合のいい時は雨が降るのも快く思います。病院においても頭が痛くても検査の結果が良くても心が晴れません。データとか理論、理屈ではわからない自分がおります。 故に覚者は、悩み苦しむものを救わんとするはたらきに遇う事によって自分の生はどうにもならない与えられたものであり、その事実に頭を下げるのではなく、下がることによって理論を超えた自分に気付かせて頂くのでありましょう。 合掌 当寺住職

    平成27年10月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2015/10/08
    「世俗の論理の行き詰まることを教えるのが仏法」>平成27年10月の法語|真宗高田派久遠寺ブログ『シュリハンダカ』
  • 高田本山写真展が名古屋で開催 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    真宗高田派山専修寺(せんじゅじ)の写真展が寺の近所で開催されております。 恥ずかしながら、私まったく知らず・・・・先輩僧侶に教えていただきました。 【高田山紹介ページ】 http://www.senjuji.or.jp/index2.php 【場所】 フォトギャラリー名古屋 名古屋市中区錦1-11-20 電話0522116151 【期間】 8月18日〜31日まで 平日 9時から18時 土曜 9時から17時 最終日13時まで 日曜日は休館 いかがでしょうか? 私、どの高田派のご寺院さまよりも一番近くにある高田派寺院だと思います・・・(^◇^;) 必ず足を運びたいと思います。皆様も是非どうぞ☆ 南無阿弥陀仏

    高田本山写真展が名古屋で開催 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2015/08/19
    高田本山写真展が名古屋で開催 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』 / 高山信雄(たかやまのぶお)
  • お寺の掲示板 9/8掲載 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    『ものが縛るのではありません。ものをとらえている心に縛られるのです。』 頭に浮かんだ言葉は、『執着』。 皆様の執着はいかようでしょうか? そしてこの執着、どのようにほどいていけばいいのでしょうか。 例えば、皆さんは断捨離したことありますか?よくこの手の整理を進めるに必ずある言葉を思い浮かべて下さい。 「不要なものは、思い切って捨てちゃいましょう!それが整理整頓の基です!」 けれどもいくら不要と言えども、思い入れがあるものだってあるはず。そういうものに限って手放すことに躊躇します。 これが分かりやすい「執着」の理解ですかね。 執着の「執」は、「幸せ」に「丸」と書きます。幸せを全て自分のものだと、握りしめて丸め込んでいる状態なんです。 けれども、この自分のものだと握り締めている心をゆるめてほどいていくことで、空いた隙間に新しいものが入ってくる。 ほどいて手放さないと新しいものが入る隙間もあ

    nornsaffectio
    nornsaffectio 2014/09/11
    お寺の掲示板 9/8掲載【真宗高田派久遠寺ブログ】
  • 他力には義なきを義とす - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02 一応、毎月お参りがありますので・・・・『御書』も毎月いろいろと変更しながら拝読しております。 今月は【堯真上人御書(ぎょうしんしょうにんのごしょ)】 御書の二巻目・第十一通の部分です。 おおよそ専修門流にいりて安心決定する人は、如来とひとしと申すなり。 これすなわち真実信心を得るゆえなり。 真実信心を得るものは、十方恒沙の諸仏もともに護念したもうなり。 されば悪鬼悪神をして、そのたよりを得せしめず、といえり。 他力信心を得たる人は、わが身は罪悪生死の凡夫なれども、こころはすでに往生成就のひとなり。 さて聖人の御文に「他力には義なきを義とす」とのたまえり。 義と申すことは、行者のおのおのはからわせたもうを義と

    nornsaffectio
    nornsaffectio 2014/04/20
    高田派の『御書』の話は中々拝聴する機会を持てない人が多いと思う。その意味で貴重。 > "他力には義なきを義とす"【久遠寺ブログ】
  • 【有難う】の気持ちを常に忘れずに、、、、 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02 今日のお参り先は、お仕事がタクシーの運転手のお檀家様。 タクシー業界の今をいろいろと聞かせてもらいました。 僕『最近お仕事はどうですか?』 檀『俺は夜しかやらんしなぁ、夜もはよ帰ってくるで半分遊びみたいなもんやでぇ』 僕『でも遠くへも、例えば岡崎なんかたまにはあるんじゃないですか?』 檀『ん~えらいから断る。他の運転手さんは喜ぶだろうけど、おれはえらいんだよねぇ』 僕『なるほど~。だいたいどこをまわることが多いんですか?』 檀『市内ばっかだよ、駅前が多いかな。けど最近は1000円以内で3人くらい乗ってくるんだよ。バスより安いって・・・』 僕『へぇじゃあすぐ降りちゃうくらいですね。回転上げなきゃいかんですね』

    【有難う】の気持ちを常に忘れずに、、、、 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2014/04/10
    風向きが変われば客が「お客様」でなくなる時などすぐにでもやってくるのにね。 >「お客様が「お客様」になりきった時、受け身である運転手に不平や不満がモロにでるんですかね。」: "【有難う】の気持ちを常に忘れず
  • 自分が一番じゃない、オンリーワンなんだ - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02 今日、4月8日はお釈迦様の誕生日。 「はなまつり」として知られているかもしれません。仏教的には、『灌仏会(かんぶつえ)』というのが通例でしょうか。情報化によりいろいろなお寺の灌仏会を知ることができます。 それを見てひとえに思うこと。 「うちの寺でもやりたい・・・・」 花御堂を仕組み、甘茶を用意し、どの方でも誕生佛に甘茶をかけれるようにしたい。 大層なことは考えてなく、ふらりと来て手を合わせてもらえれば、、、、そんなことを思ってしまいました。 ふんふん、これはやるしかない。 お寺の解放計画の一端に加えよう!(まったく住職の同意を得ていない発言・・・(-_-;)) では、なぜお勤めするのか。 一、甘茶が飲みたい

    自分が一番じゃない、オンリーワンなんだ - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
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    nornsaffectio 2014/04/09
    「誕生仏に甘茶をかけるのは、お生まれになった直後の情景や姿を模したもの。 右手が天、左手が地を指されているお姿も有名です。 「天上天下唯我独尊」 自分が一番じゃない、オンリーワンなんだ、とお教え下さってい
  • 『お守りする』という大義 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    春風が吹いた昨日。 はるうららとほんわかする今日。 高田派名古屋別院で、一光三尊佛をお迎えしました。 17年に一度の高田山御開帳の為、はるばる栃木の寺からのお迎えです<(_ _)> ただただ感慨深い。 昨日、今日の段階では御開帳はされませんが、名古屋別院の内陣にて安置。 なんだかドキドキですね^m^ 一晩、三尊さまを『お守りする』という大義を仰せつかった若手僧侶たちも万全の態勢(片時も目を離すことなく、離れることなく、また安置されている堂で約20名の若手が三尊様の近くで就寝(笑))でお守りいたしました(^^ゞ そして今朝、ご山が最終ゴールとなり、三重県のいくつかのお寺様を回られながら向かう為出発。 ただ無事を願って、お見送り致しました。 明日にはご山到着。 明後日からはいよいよ法要が勤められます。天気の心配もありますが、高揚感をなんだか覚えますね^m^ 久遠寺の団体参拝は、4月1

    『お守りする』という大義 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2014/04/01
    栃木県真岡市の真宗髙田派本寺専修寺から一光三尊佛が今日名古屋に到着した。今後は津の髙田本山に運ばれ、ご開帳の法要が行われる。
  • 寺報第44号 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02

    nornsaffectio
    nornsaffectio 2014/03/30
    ネットで無料で読ませていただけるのが勿体ないくらい充実した寺報をこちらのお寺は出しておられ、じつはひそかに心待ちにしていたりする。 > "寺報第44号【真宗高田派久遠寺ブログ『シュリハンダカ』】"
  • 平成26年3月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    今月の法語カレンダーは、寺報第43号『久遠』に掲載した久遠寺住職の「おあじわい」からの投稿です^m^ 「帰ってゆくべき世界は 今遇う光によって 知らされる」浅井成海師 私達は、何処から来て何処へ帰っていくのでありましょう。 何処へ行くにも、今いる場所が分からないと、行く先もわからない訳であります。 今年の漢字「輪」という字は、生きとしいけるもの全てとつながっていて、一人喜べば二人へとつながり、一人悲しめば悲しみも伝わっていくことも教えてくれます。 私達は、生まれたと同時に苦悩の世界に、不思議ないのちを縁によって賜っております。 そして、生を尽くしたところに、元々いた処に帰る命であります。 今いる場所を明らかにするには「自分の都合」「自分の思い」ばかりを満足しようとする思いが行き詰まり、わかったつもりでいた自分に一つの光が照らされ自身の色が見えることです。 それが人間の分限を知らせんが為の光

    平成26年3月の法語 - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2014/03/23
    "平成26年3月の法語【真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』 / by 久遠寺のコボーズ / 16 hours ago】"
  • 危機とは、「危」険だけれども「機」会=チャンス - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02 自分って「当に井の中の蛙だな」、てよく思うんです。 ≪庫裡改築以前、境内にあった井戸≫ 寺のことはだいだいわかっているつもりだけれども、門派のことだと細かい、そもそも~てことはわからない。 ましてや門派外、宗派外ならなおさら、、、(-。-; そらにもう一個壁を隔てると、いろんな世界があっていろんな人間がその場で頑張っている。 僕たち僧侶なら、葬儀業界も然り。 各葬儀会社のホームページなどみていると、業務対象者の不安解消のために、亡くなる前から亡くなった後まで、事細かに説明されているものもあり驚き。 反面、「あぁ、門派のこともあまり勉強されずに間違った作法を載せられても・・・・」と感じるものも少なからずある

    危機とは、「危」険だけれども「機」会=チャンス - 真宗高田派久遠寺ブログ  『シュリハンダカ』
    nornsaffectio
    nornsaffectio 2014/03/17
    「井戸の縁に立ち、井戸の外へ出ても「蛙」であれるように、自分というものを変化させずに、焦らず、一番大事なことを見据えて、ちゃんと取り組むということを再確認しておりました。」
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