タグ

ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (58)

  • これから読書に向かうあなたが『社会学文献事典』を手に入れるべき6つの理由

    理由1 社会学系ブックガイドの決定版である 社会学および社会学へ影響を与えた周辺領域(哲学、歴史学、言語学教育学、心理学、文芸批評等)の基書をカバーした事典である。 用語や概念についての辞典はいくつもあるが、この分野の文献に焦点を合わせた事典には類書がない。 いや、正確に言えば、1998年に出たこの『社会学文献事典』の成功によって、同じ弘文堂から『精神医学文献事典』(2003)、『日史文献事典』(2003)、『文化人類学文献事典』(2004)、『宗教学文献事典』(2007)という弟書たちが誕生した。 ブックガイドといえば、紙面の制約からせいぜい2〜3百字程度の紹介文のものが多い。あまり少ない字数だと紹介よりも惹句(おすすめ)にしかならず、その内容を伝えて読み手に判断させるところまで到達しないが、このは違う。 事典という性質を活かして、1冊にまとめたものとしては、紹介冊数と紹介文量を

    これから読書に向かうあなたが『社会学文献事典』を手に入れるべき6つの理由
  • 自分の理解を理解する→何をどのように分かっているかを可視化するISM構造学習法の考え方

    知識はスタンドアローンでは存立できない。 そして理解するとは結びつけること、知識のネットワークをつくり育てることに他ならない。 今回は、こうした理解の捉え方を、最も直裁に実装化したISM構造学習法を紹介しよう。 自分が今現在、何と何をどのように結びつけて理解しているかを繰り返し可視化し、これを増補改訂していく中で学習を進めていこうというアプローチである。 (時間がない人のための概略) 1 学びたいことから複数(20〜30個)の項目を拾い出す 2 「この項目はこの項目とつながってる」と今の時点で分かるもの同士を結ぶ 3 連結関係をdot言語で記述しGraphvizで階層構造(ネットワーク)図にする 4 学習が進む度に、結びつきを追加/修正し構造図を改訂していく (関連記事) ・直観を超えた何かが組み上がることを目指して→考える道具としてのdot言語 / Graphviz 読書猿Classic

    自分の理解を理解する→何をどのように分かっているかを可視化するISM構造学習法の考え方
  • いきなり結果を出す→今日書き終えるためのショートショートの書き方マニュアル

    同じ行の修飾語と名詞は、常識的につながるペアとなっている。 1つずつずらして/ランダムに組み合わせた結果を検討していこう。例えば、 ・呼びかける こだま → あたりまえ ・呼びかける 患者 → ちょっとホラー系 ・呼びかける ゴミ → 「ちょっと、おじさん。あたしを捨てたわね!」 筒井康隆のはではでしい失敗のせいか、大抵の小説指南書には「擬人化はやめとけ」とあるが、絶滅危惧種のショートショートの中では顕在である。 地雷臭がぷんぷんするが、ショートショートだから駄作に終わっても次のを書けばよい。 少しでも書けそうな奇想が見つかれば、とにかく書けというから、手順を進めるために先へ進もう。 Step2 因果展開で奇想を世界観に ひとつの出来事であれ行動であれ、それが蔵している可能性を展開していくのには、手塚治虫がやってたプロットの筋トレ 読書猿Classic: between / beyond

    いきなり結果を出す→今日書き終えるためのショートショートの書き方マニュアル
  • 無料でここまでできる→日本語を書くのに役立つサイト20選まとめ

    (例文/コーパス) ◯KOTONOHA「現代日語書き言葉均衡コーパス」 少納言 www.kotonoha.gr.jp/shonagon/search_form 現代の日語の書き言葉の全体像を把握できるように集められた約1億語収録の『現代日語書き言葉均衡コーパス』をジャンルを指定したり、前後にくる言葉を指定した上で検索できる。用例を探したいときはまずここを当たる。 ◯コーパス検索ツールNINJAL-LWP for BCCWJ (NLB) nlb.ninjal.ac.jp/ 『現代日語書き言葉均衡コーパス』を検索するために、国語研とLago言語研究所が共同開発したオンライン検索システム。上の少納言との違いは、名詞や動詞などの内容語の共起関係や文法的振る舞いを網羅的に表示できるところ。 たとえば「タバコ」を検索すると、用例が「タバコ+助詞+動詞」や「動詞+タバコ」+「タバコ+助詞+形容詞

    無料でここまでできる→日本語を書くのに役立つサイト20選まとめ
  • 文章の型稽古→穴埋めすれば誰でも書ける魔法の文章テンプレート

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    文章の型稽古→穴埋めすれば誰でも書ける魔法の文章テンプレート
  • 伝えるべきことを伝えるために最低限必要なこと/仕事の文章のテンプレートの素

    元々、書き言葉は、それぞれの用途や目的ごとに決まった定型(フォーマット)に基づいて書かれるのが普通であった。 例外は、近代以降、西洋世界から広がった〈小説〉という新しい言語芸術と、大正期以来、日の初等教育で続けられる〈自由作文〉ぐらいである。 日に生を受け、小説しか読まず、作文教育しか受けていない人が、「書き方がわからない」としても不思議なことではない。 現状確認を繰り返すだけでは仕方がないから、「ならばどうすればいいか」に進もう。 書き言葉が定型に基づくものであるなら、その定型を学べばいい。もっと言えば、マネすればいい。 これについては、すでに多くのフォーマットやテンプレートが提案されている。 このブログでも 文章の型稽古→穴埋めすれば誰でも書ける魔法の文章テンプレート 読書猿Classic: between / beyond readers という記事を書いたことがある。 そこで今

    伝えるべきことを伝えるために最低限必要なこと/仕事の文章のテンプレートの素
  • 無料で学べる多言語学習のための教材と素材をまとめてみた

    東京外大言語モジュール http://www.coelang.tufs.ac.jp/modules/ 英語ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、中国語、朝鮮語、モンゴル語、インドネシア語、フィリピノ語、タイ語、ラオス語、ベトナム語、カンボジア語、ビルマ語、ウルドゥー語、ヒンディー語、アラビア語、ペルシア語、トルコ語、日語の教材を提供。 大阪大学世界言語eラーニング http://el.minoh.osaka-u.ac.jp/lang/ ヒンディー語、ウルドゥー語、トルコ語、ロシア語、ドイツ語スペイン語、ハンガリー語、スウェーデン語、ポルトガル語、中国語、朝鮮語、ビルマ語、モンゴル語、フィリピノ語の教材を提供。 ゴガクルーみんなで学ぶNHK語学フレーズ http://gogakuru.com 英語中国語、ハングル、フランス語、イタリア語、ドイツ語スペイン語、ロシ

    無料で学べる多言語学習のための教材と素材をまとめてみた
  • 論理的に考えることの強力さを一生忘れなくさせる世界一くだらない問題

    学校で教える内容を増やすとか減らすとかいう話を聞くと、思い出すことがある。 学校の授業で聞いたことで、今も覚えていることといえば、どれも余計なことばかりだ。 人間が不真面目にできているせいかもしれないが、意思伝達から冗長さや不要なものを除いていくと、いつしか何も伝わらなくなってしまうんじゃないかと思ってしまう。 以下で紹介するのも、むかし雑談のように聞いて、今も忘れがたく頭の片すみにあるバカ話である。 この主張を調査によって検証するためには、髪の毛の数を数えるという手間のかかる作業を、膨大な人数分繰り返すことが必要である。 ほとんどの人にとっては不可能であり、また可能な者がいたとしても、この主張の成否を知ることにはあまりにメリットがないので、調査が実施される見込みはほとんどない。 ではこの件は、人類にとって永遠に謎のままなのかといえば、そうではない。 我々は思考の力によって結論を得ることが

    論理的に考えることの強力さを一生忘れなくさせる世界一くだらない問題
  • 1年あれば学べること/毎日それを飛び越えるための工夫とブックリスト

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    1年あれば学べること/毎日それを飛び越えるための工夫とブックリスト
  • 今でも定義付けが苦手なあなたのためにテンプレートを提供しよう

    何かを伝えるために書かれる文章では、ものごとを定義しなくてはならないことが少なくない。 ひとつの言葉は、いろんな意味で、いろんな用法で、使うことができる。できる限り拡大解釈や誤解の危険性を減らそうとすれば、少なくともあなたの文章で核になる概念については、その意味と用法を制限を設けておくべきだ。 その作業は、何もあなた一人だけで引き受けなくてはならない訳ではない。 あなたが必要とする定義を、どこかの誰かがすでに作ってくれていることは、思った以上に多い。 まずは、「誰かがすでに作ってくれている」はずと思って探してみた方がよい。 しかし先人のつくった定義とそれを見つけようとする努力は、自前の定義を作り出すことから、あなたを永遠に解放してくれる訳ではない。 また自分で定義をつくることができなければ、他人のつくった定義を吟味し、選ぶことも困難になるだろう。 とくに、学術論文のように、世界の誰もまだ知

    今でも定義付けが苦手なあなたのためにテンプレートを提供しよう
  • この国を知る、見る、振り返るための岩波文庫青帯(日本前近代篇)40冊

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    この国を知る、見る、振り返るための岩波文庫青帯(日本前近代篇)40冊
  • アメリカの小学生が文の構造を見える化し英語文法を血肉化するのに使っている図の描き方

    今日まで使われるこのダイアグラムは、1877年に出版されたAlonzo Reed と Brainerd Kellogg 1877. Higher Lessons in English(→Gutenbergで読める)に登場するものだが、1847年には早くもW. S. ClarkがA Practical Grammarの中でバルーン・メソッドと呼んだ類似の方法が提案されている。 特徴としては、 ・我々が親しんできた伝統文法を活用でき、 ・文の内容において、主なもの/従うものの階層付けがはっきりしており、 ・文ごとに個性的で印象の強いダイアグラムが生成される 利用法としては、出来上がったダイアグラムを見てどうこうするというより、ダイアグラムをつくるプロセス(シンプルなところから始めて要素を追加していくところ)にトレーニングとしての主眼はある。 以上から、今でも米の教育現場ではしぶとい人気がある。

    アメリカの小学生が文の構造を見える化し英語文法を血肉化するのに使っている図の描き方
  • すべての学問分野をネットで無料で探すための210個のリソースまとめー新入生におくる探し方その2

    引き続き、新入生向けを口実にする。 前回はオフラインでの探し方の話をしたので、今回はオンラインでの(ネットをつかった)探しものについて。 ごくごく基礎的な話は、 googleで賢く探すために最低知っておくべき5つのこと 読書猿Classic: between / beyond readers あたりにまかせて、今回は足がかりになりそうなものをつくってみた。 こうしたリンク集は、検索エンジンが今ほど便利でなかった/ソーシャル・ブックマークが存在しなかった時代にはよくつくられたが、ネットではどれだけ有益なサイトでもあっという間に(つまり屋や古屋よりもはやく)消えてしまったりするので、大規模なリンク集ほどメンテナンスが大変で、あまり望まれなくなった。 自分でも、なんだか久しぶりにつくってみた気がするが、個人的にはネットの定点観測的な意味合いがある。 つまり、つくってみることで、ネットの情報の

    すべての学問分野をネットで無料で探すための210個のリソースまとめー新入生におくる探し方その2
  • これは書くことがとことん苦手な人のために書いた文章です→小学生から大人まで使える素敵な方法

    忙しい人のための要約 以下の5つのパートで文章を構成する。 A.〈はじめ〉 ……内容の紹介・要約 B1.〈なか1〉 ……具体例その1 B2.〈なか2〉 ……具体例その2 C.〈まとめ〉 ……具体例の共通点 D.〈むすび〉 ……上記の共通点の一般化〈としての主張〉 書く順序は次の通り。 1.具体例をあつめる→〈なか1〉〈なか2〉 2.具体例の共通点を書く→〈まとめ〉 3.まとめから言えること(主張〉を書く→〈むすび〉 4.内容を簡単に紹介する入口を書く→〈はじめ〉 (ほかに参考になりそうな記事) ・文章の型稽古→穴埋めすれば誰でも書ける魔法の文章テンプレート 読書猿Classic: between / beyond readers ・物事を論じられるようになるスモール・ステップス→米国の小学生が使う思考ツール 読書猿Classic: between / beyond readers 書くこと

    これは書くことがとことん苦手な人のために書いた文章です→小学生から大人まで使える素敵な方法
  • 文章は接続詞で決まる→(保存版)接続詞の常識チートシートにまとめてみた

    文や語句を一定の意味関係・論理関係のもとに結びつけて、論旨や文脈を展開していくうえで、接続詞の役割は重要である。 単なる文の羅列でも意味は通じるかもしれない。 しかし、その場合には、受け手に論理構成を委ねており、受け手の側が正確に論理構成ができない場合には誤解が生じる。 対して、接続詞を適切に用いれば、読み手に論旨の展開を予告することができ、論理構成を誘導し、誤解が生じるリスクを下げることができる。 今回は 「文は短く」は俗説か?ー〈短文信仰〉を屠り、短文のレトリックと長文のロジックを取り戻すために 読書猿Classic: between / beyond readers や他の記事で紹介した『よくわかる文章表現の技術(全5巻)』シリーズの著者、石黒 圭 氏が接続詞だけを集中的に扱った、その名も を参考に、日語における多彩な接続詞について、できるだけコンパクトにまとめて、文章を書く助けと

    文章は接続詞で決まる→(保存版)接続詞の常識チートシートにまとめてみた
  • 無料で自宅でやりなおす→小学校の算数・数学 | 学校・教育算数から大学数学までweb上教材をリストにした 読書猿Classic: between / beyond readers

    先日の記事 誰もがどこかでつまずいた→小学校の算数から大学数学まで126の難所を16種類に分類した 読書猿Classic: between / beyond readers を読んだ人から「やりなおし魂に火をつけるだけつけて放置するのは無責任だ、何をやればいいのか教えろ」という問い合わせがあった。 小学校の算数レベルから微積分など高校+αまで、ついている予備テストをやれば、どの章は飛ばしていいか、どこの章のどの問題を勉強すればよいかを教えてくれる往年の名著(が復刻してた) を紹介しようと思ったが(科学を志さない人にも勧められる)、買い損なった場合と人のために、web上の教材をリストにして、先の記事の補いとする。 (2017.9.6 リンク切れ等、訂正しました) 小学校〜高校 小学校の算数 中学校の数学 高校数学 大学数学基礎 小学校〜高校 小学校「算数科」,中学校・高等学校「数学科」の内容

    無料で自宅でやりなおす→小学校の算数・数学 | 学校・教育算数から大学数学までweb上教材をリストにした 読書猿Classic: between / beyond readers
  • 誰もがどこかでつまずいた→小学校の算数から大学数学まで126の難所を16種類に分類した

    数学嫌いはどこから生まれてくるのか? よく聞かれる「役に立たないから」なる理由は、実のところ良くて後付け悪くて言い訳であって、その実態は、算数や数学につまずいて分からなくなった人たちが、イソップ寓話のキツネよろしく「あのブドウ(数学)は酸っぱい(役に立たない)」と言い広めているのである。 ならば撃つべきは〈算数・数学のつまずき〉である。 以下に示すのは、小学校の算数から大学基礎レベルの数学まで、「つまずいて分からなくなる」箇所を集めて16のカテゴリーに分類したものである。 一度もつまずかず専門レベルまで一気に駆け上がることのできた一握りの天才を除けば、数学が得意な人も不得意な人もみなどこかでつまずいたであろう、さまざまな算数・数学の難所が挙げられている。 この分類が示そうとしていることのひとつは、同じ〈根っこ〉をもったつまずきが、小・中・高・大の各レベルで繰り返し出現することである。 たと

    誰もがどこかでつまずいた→小学校の算数から大学数学まで126の難所を16種類に分類した
  • 物事を論じられるようになるスモール・ステップス→米国の小学生が使う思考ツール

    アメリカの作文教育では、感想文でなく、主張する文章のトレーニングをやる。 主張には、根拠を必ずつけなくてはならない。それも複数つけなくてはならない。 しかしいきなり根拠を挙げろと言われても難しい。 今回紹介する思考ツールはFour Square Writing Methodで使われるものだが、学校にあがったばかりの幼少の子から、パラグラフ・ライティングができるまでを、同じフォーマットでシームレスにつなぐものである。 これより複雑な思考ツールはいくらもあるが、物心がつくかつかないかぐらいから、大きくなってもずっと使えるものはまれである。 作り方 1.長方形の紙を用意する。 2.紙を半分に折り、さらにもう一度半分に折る。 3.広げると真ん中になる角を折る。 4.広げるとこんな風に中心にひし形の領域ができ、周りに4つの領域ができたら完成。 基の使い方 1.真ん中のひし形の中に、中心テーマを書く

    物事を論じられるようになるスモール・ステップス→米国の小学生が使う思考ツール
  • これは読むことが苦手な人のために書いた文章の、その1です

    これは読むことが苦手な人のために書いた文章です。 苦手な人向けに、1回に1つの話題についてだけ書きます。 いろいろ書くと、長くなって読むのがたいへんだからです。 つまみいしよう を読むのが苦手な人の読み方はけっこうまじめです。 最初から順番に1ページずつ読もうとします。 必要なところだけつまみいするなんてことはしません。 全部読もうとするから時間がかかります。 それで力尽きて途中であきらめてしまいます。 でもは、一冊全部を読まなくても大丈夫です。 読みたいところだけ、あるいは必要なところだけ、読めばよいのです。 あるに書いてあることの7~9割は、他のにも書いてあります。 例外もありますが大抵のはそうです。 他のに書いてあることしか書いてないもたくさんあります。(→くわしくは注1へ) これは一冊のうち一部しか読まなくても、(必要なら)他のを読めば、だいたいは取り戻せるとい

    これは読むことが苦手な人のために書いた文章の、その1です
  • これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です(増補しました)

    これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です。 勉強にはいろいろなやり方があるけれど、いろんなことをいっぺんに書いてしまうと読むのがたいへんなので、かんたんなものだけを選んで書きました。 ひとつのやり方が分かれば、他のやり方をさがしたり工夫したりできるようになると思います。 時間がない人のためのまとめ 覚えよう 覚えることで注意力を理解することに回せる 覚えなおそう 忘れることに打ち勝つには記憶の定期メンテナンス 声を出して読もう これだけで効率10%アップ 書き写そう 書き写しのスピードは実力のバロメータ 思い出そう 思い出す価値がある情報だと脳に教える 理解することを理解しよう 知ってることの結びつきを図に描く くり返そう 飽きるのは人間の仕様だから、違う刺激を使う 解き直そう 自分がたった今解いたばかりの問題は最高の教材 勉強日誌をつけよう 記録をとり、読み返す

    これは勉強のやり方が分からなくて困っている人のために書いた文章です(増補しました)