あまりにも遅すぎる打ち切り 東京MXの「ニュース女子」の打ち切りが決定しました(3月1日 朝日新聞)。あまりにも遅すぎる決断だったと言わざるを得ません。ニュース女子は沖縄の米軍基地反対運動について、ろくに取材もせずに誹謗中傷を垂れ流してきました。これは報道や言論活動と呼ぶことはできません。単なるヘイトスピーチです。 ここでは弊誌3月号に掲載した、ジャーナリストの安田浩一氏のインタビューを紹介します。全文は3月号をご覧ください。 取材もせずに記事を書くメディア ―― 産経新聞や東京MXの「ニュース女子」、作家の百田尚樹氏など、いわゆる本土では沖縄に対して一方的な批判がなされています。安田さんは『沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか』(朝日新聞出版)でこのような言説の問題を取り上げていますが、こうした議論がはびこる原因はどこにあると考えていますか。 安田 沖縄に対する偏見が最大の理由かと思い