ネット上に生まれた、政府も中央銀行も関係ない独自のお金「bitcoin(ビットコイン)」。貨幣論が専門の国際基督教大学の岩井克人客員教授(66)は「皆が貨幣として認めれば十分お金として流通する」と説く。一方で政府や中銀のコントロールがない貨幣は経済危機に弱く、いずれ行き詰まるとも指摘する。岩井氏は、それを救うため、国という枠組みを超えた新たな世界中央銀行が誕生し、インターネット時代にふさわしい
![ネット人類未来 第5部 ビットコインが生む「第2のケインズ」 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4cc3d9f226b588621935f456bb155c7a7007bbb1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXBZO5568639031052013I00001-15.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3D0db87a68d3c3bd85038d5cef3a649ada)
久々にBitcoinに興味をもったのはWebSig1日学校2013の基調講演を引き受けた際に紹介しようと思ったのが契機だった。講演の数日前に会社へいく道すがらBBC World NewsのPodcastを聞いていたらFBIによる闇オークションSilk Road摘発の報道で、日本人の中本哲史が開発した電子貨幣として紹介されていた。調べ直して流通量が10億ドルを超えていることや、この数ヶ月の乱高下を知って驚いた。 正直白状すると初めてBitcoinのことを知った時、興味深いがここまで世界で流行るとは思わなかった。1990年代後半から電子貨幣に興味を持ち、MOJO NationやLETSの試みに注目したが広がりをみせず、その後のSecondLifeで流通したLinden Dollarsや、数多あるゲーム通貨のRMTと似たような流行に終わるのではないかと諦めていたからだ。ところがBitcoinは今
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