The Open Source Definition 「オープンソースの定義」について Bruce Perens ブルース・ペレンス Translation by Akira Kurahone 何年も前に買ったソフトウェアで、いまではお払箱になってしまっているもの。そういうソフトウェアをいくつかお持ちの方はまれでないと思う。どうしてそういうことになっているのか? 理由はまちまちである。マシンをアップグレードした結果、そうなったのかもしれない。別のメーカーのマシンに買い換えた結果、そのマシンで使えなくなって、そうなったのかもしれない。古くて使い物にならなくなって、お払箱になっているのかもしれない。自分のやりたいことができないので、そうなったのかもしれない。二台目、三台目のマシンに付いてきた同じソフトウェアを、封をあけずにほっておいた結果、そうなったのかもしれない。理由はどうあれ、お金を払って
可知 豊 この文書は、SOFTBANK Cマガジン2004年8月号にて、「特別記事:自作ソフトの利用条件をどう決める? ソフトの配布とライセンス」として掲載された記事の一部を加筆訂正したものです。このような記事を執筆する機会を与えてくれた C マガジン編集部に感謝します。 なお、この文書は、ソフトウェアを利用する上で一般的な理解を助けるためのもので、法律的なアドバイスを与えるものではありません。ソフトウェアを利用・ 配布する際には、自社の法務担当者に相談することをお勧めします。 自分で作ったソフトウェアを、他の誰かに使って欲しいと 思ったことはありませんか? そのような、ソフトウェアの公開にあたって気をつけなければならないのが、そのソフトウェアをいったいどんな条件で使っても らうか、です。本稿では、ソフトウェアを公開/配布するときの利用条件(ライセンス)について、具体的にどんなライセンスに
Open Source Group Japan – オープンソース・グループ・ジャパン オープンソースの定義、オープンソースに適合するライセンスの参考訳などを公開し、オープンソースの発展に寄与するために様々な活動を行っています。 八田真行訳、2004年2月21日 バージョン 1.9 以下において、インデントされイタリック体で表示されている節はオープンソースの定義(The Open Source Definition, OSD)への注釈であり、OSD自体の一部ではありません。注釈の無いプレーンなOSDはここにあります。 はじめに 「オープンソース」とは、単にソースコードが入手できるということだけを意味するのではありません。「オープンソース」であるプログラムの頒布条件は、以下の基準を満たしていなければなりません。 1. 再頒布の自由 「オープンソース」であるライセンス(以下「ライセンス」と略)
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