元受刑者のGPS監視を検討 1月22日 20時24分 再犯の割合が高い性犯罪を防ごうと、宮城県は、刑務所を出所した元受刑者の行動をGPS受信機で監視するなどとする、全国で初めての条例の制定を目指して、検討を始めました。 宮城県は、再犯の割合が高い性犯罪を防ぐための条例の素案をまとめ、22日に開いた会議で有識者から意見を聞きました。宮城県がまとめた案では、警察などが性犯罪の再犯の可能性が高いと判断した元受刑者に、DNAの型の登録を義務づけるほか、刑務所を出所したあとGPS受信機を携帯させて行動を監視するなどとしています。性犯罪を防ぐこうした対策は、海外ではすでに取り入れている国などがありますが、宮城県によりますと、自治体が条例の制定を目指すのは全国で初めてだということです。非公開で行われた22日の会議では、県の方針を評価する一方、十分な効果があるのか疑問だとか、人権侵害のおそれがあるなどとい