お笑いタレント・楽しんご(34)がプロデュースした焼き肉店「美味しんご」が今月いっぱいで閉店することが26日、本紙の取材で分かった。開店からわずか3か月で事実上の“倒産”に追い込まれたわけだが、取材を進めると評判は決して悪くなく、お客もそれなりについていた。ならば、いったい何が原因だったのか? 追跡すると、食べ放題目当ての“大食い客”の来襲と、経営者として致命的な欠陥「計算能力不足」が浮かび上がった。 「美味しんご」は今年5月29日、日本一の繁華街である東京・新宿歌舞伎町の一等地にオープンした。にもかかわらず、わずか3か月で閉店の憂き目を見た。今年は「アベノミクス」の成功で久々に景気が回復基調を見せているが、なぜか楽しんごの店だけは大失敗に終わった。 こう聞くと「店にはさぞかし閑古鳥が鳴いていたのだろう」と想像してしまうが、閉店の理由は意外なものだった。 事情に詳しい関係者は「閑古鳥どころ