ルールブックの盲点の1点(ルールブックのもうてんのいってん)とは、上記の事例に反し、守備側が本塁へ到達した走者に対して発生する第4アウトの可能性に気づかずアピールを行わなかったことによって、結果的にその走者の本塁到達(攻撃側の得点)が承認される事象の俗称である[9]。 上記の事例はいずれもアピールプレイによって得点を無効にすることに成功しているが、反対に守備側がアピールしなかったことにより反則を犯して本塁へ到達していた走者の得点がそのまま記録されてしまう事例も存在する。水島新司の野球漫画『ドカベン』単行本35巻(文庫版23巻)においてそのプレイにまつわるエピソードが描かれており、それと類似の事象は作中で用いられた文言から俗に「ルールブックの盲点の1点」と呼ばれる[9][10]。また、神尾龍原作・中原裕作画の野球漫画『ラストイニング』でも似た事象が描かれ、より詳細な解説を含んだストーリーが展