はじめに 私は1年目のエンジニアとして、保守性や拡張性を意識したコーディングができるようになりたいと思っていた。そんな私にとってこの本は発売前から非常に魅力的であった。 たまたま外出中の妻に池袋のジュンク堂へ寄ってもらい、先行発売されていたこの本を無事ご購入。一応トークイベントまでに一読は済ませていた。 以下では基本的にはトークイベントでの学びを書いていくが、若干本の内容にも言及している。 意外と設計をするということが当たり前になっていない 著者の仙塲さん(以下、ミノ駆動さん)のお話を聞いてとても意外に思ったのが、設計やリファクタリングに対してネガティブな印象を持つ人が結構存在するということである。 良い設計をしていこうというムーブはエンジニア界にまだまだ浸透していないようなのだ。 私はこれまで勝手に、クリーンアーキテクチャなどの設計やリーダブルコードといった知識は、エンジニアにとって普通