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ブックマーク / deztec.jp (10)

  • ホワイトカラーエグゼンプションが話題になる昨今

    労働組合が頑張っている会社に勤務していると、ピンと来ない話というのは多い。 例えばサービス残業。文句をいう暇があるなら、さっさと帰宅すればいい。経営側がそれを不愉快に思って解雇をチラつかせるようなら、労組が黙っちゃいない。 逆にデキる人に仕事が集中して過労死、なんてのも不思議。みんな定時で帰る、そうすればこんな問題、起きるわけがない。一定の時間内にたくさんの仕事をこなすのが優秀な人であり、何も死ぬほど働かなくたって、能力と名誉・給与はきちんと対応するはずだ。 人が足りないなら増やせばいい。変動負荷なら派遣やパート、固定負荷なら正社員を増やす。 結局、それができないから問題が生じるのだろうけれど、ようは定時で帰宅する社員たちに払えるだけの給与にしておけばいいわけでしょう。同じプロジェクトを回すのに同業他社よりたくさん人を使うのだから、1人あたりの給与はその分、少なくする。それで何か問題ありま

  • 夢物語を実現しようとする mixi

    mixiの事件に見る運営ポリシーの重要さ 物言うユーザの多数派にしたがってルールを恣意的に運用する mixi を批判する記事。 個人的には、mixi の運営方針は面白い、と思っている。自分にとって mixi は重要な場ではないので、ひとつの実験として、行き着くところまで突き進んでほしい。 たいていの組織はルールをある程度まで曖昧に運用していくのだけれど、問題が顕在化したときにはルールの厳格な適用を選択せざるをえないのがふつうである。それは痛みを伴うことなのだけれど、そうしなければ、決定的に重要な場面でルールを押し付けることができなくなるのではないか、との不安があるからだ。安全装置としての建前の世界、その権威を守りたいからだ。 しかしながら、こうした考え方は庶民の素朴な感覚として「当にそうする他ないのかな?」と疑われてもきた。小説を見よ。映画を見よ。テレビドラマを見よ。そこでは、安全装置と

    nununi
    nununi 2006/05/16
  • 趣味のWebデザイン - 第134回 直木三十五賞 選評

    はしがき 文書は、現在絶賛発売中の「オール読物」2006年3月号より一部の内容を許可なく転載したものです。誤字・脱字などはご容赦ください。また文中、候補作の内容に予告なく触れているので、よく注意してください。 雑誌は東野さんの受賞記念エッセイ、京極夏彦さんとの対談、千街晶之さんによる全58作品の案内など盛りだくさんの内容となっております。ぜひ書店にてお買い求めくださいませ。 候補作一覧 謎解きの名作 阿刀田高 『容疑者Xの献身』は、なぞ解きを命綱とする推理小説である。もちろん無味乾燥なパズル的な作品ではなく、人生や愛についても相当な目配りがほどこされているけれど、もっとも特徴的なポイントは、推理小説が長年培ってきたなぞ解きへの挑戦であり、“もう新しいなぞはありえない”と言われる現況の中で(まったく新しいなぞの発見ではないけれど)このジャンルの道をみごとにクリアーしている。そのことは高く

  • 趣味のWebデザイン - なぜ、郵政公社を民営化するべきなのか?

    0. なぜ、郵政公社を民営化するべきなのか? 素人有権者の一人として考えた内容をまとめました。(改訂:2005-09-02) 1. 最初に断っておきますが、9月11日の衆議院議員選挙は、過去の選挙と同様、基的にはどう転んでもいい選挙です。小泉総理会見(2005-08-08)を素直に読めば、現時点で郵政公社を民営化することに賛成なら自民党支持、反対なら民主党支持となります。しかし実際には民主党も、政権政党となった途端に自衛隊を認めた旧社会党のように、政権をとれば民主党なりの郵政民営化法案を国会に提出するはずです。 クリントン政権とブッシュ政権とで路線変更は多々あるものの、アメリカ合衆国は相変わらずアメリカ合衆国であり続けます。根的な変化が選挙でもたらされる状況にはない。革新派のミッテランさんから保守派のシラクさんへ大統領が変わってもフランスはフランスでした。保守党のメージャーさんから労働

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    nununi 2005/08/11
  • Amazon で中小の出版社の本が在庫切れになりやすい理由

    Amazon八分、のようなもの アマゾンで「在庫切れ」となっていますが 大手出版社のの場合、取り寄せは「4~6週間で発送」と表示されますが、中小の出版社のはすぐに「在庫切れ」になってしまう。こうした違いは、出版社がオンライン受発注システムに加入しているかどうかによるものだったようです。 小社は出版VAN(有料オンライン受発注システム)に加盟していないため、在庫情報をアマゾンに何かしらのかたちで小社が提供しない限り、アマゾンが小社の在庫情報をメンテナンスすることはないのです。アマゾンが在庫状況を出版VANで確認できないので、「お取り寄せ」が可能かどうかわからないため、単に「在庫切れ」と表示されてしまうわけです。 だったら、その有料システムに加入すればいいじゃん、と思って調べてみる。 Google キャッシュに残っている日出版取次協会の平成15年度事業報告書によると、出版 VAN は刷

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    nununi 2005/06/24
  • SNS のトレンドは「交流はオープン、情報はクローズ」

    SNS(ソーシャルネットワーク)考(琥珀色の戯言 2005-05-12) しかし、「mixi人口が1000万人になれば」って言うけどさ、そんなにも杓子もmixiに入ってしまえば、そこはもう「選ばれた者たちの別世界」ではありえないわけで。そして、実際にmixiをやっている人は、どんどんオープンになっていく人と、どんどんクローズになっていく人の両極に分かれていっているような印象もある。 それにしても、これだけ「個人情報保護」が叫ばれている御時勢なのに、一方では、「mixi」のような、自分の個人情報をオープンにして、日頃接点が無さそうな人に、ダイレクトに繋がれる(可能性があるだけで、実際には必ずしもそうではないのだが)ツールが流行しているというのは、不思議な気もしなくはない。 最近、mixi の中をあちこち見て回っているのだけれど、予想以上に名を出していない人が多いです。WWW で公開してい

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    nununi 2005/05/13
  • mixi という「インターネットの縮小再生産」

    しつこいけど Folio Vol.9 の話をもう少し書きます。まわりくどい宣伝だと思っていただいても可。 Vol.8 の頃から、なんとなくそうなりそうな雰囲気というのはあったのだけれど、Vol.9 最大のリンク元は(検索エンジン以外では)mixi です。ダントツといっていい。次がはてなダイアリー。はてなダイアリー利用者が多いのは、はてなユーザに文芸に関心のある方が多いという説が当たっているからかもしれない。ま、何はともあれ、今キテるのは mixi なんです。 2005年5月にもなってこんな話をするのは時代遅れかもしれませんけど、ちょっと見過ごせない事実があって。それは何かというと、この備忘録からリンクをたどった人数よりも、某氏の mixi 日記からリンクをたどった人数の方が多いのです。これには正直、驚きました。 馬鹿にしていたのではなく、単に事実として、ウェブサイトのカウンターの数字が当サ

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    nununi 2005/05/10
  • 趣味のWebデザイン - サーバの負荷と人気サイト管理者の責任

    迎賓館裏口:独り語り 2004_09_26_2158 宮さんの九十九式が移転。なんでも、忍者ツールズは転送量で引っかかってサイトを丸ごと消されてしまったそうで。 うーん、皆様の熱きご要望にお応えします、なんて調子のいいことを書いてるけど、ニュースサイトからちょっとしたリンクが発生しただけでサイト消されちゃうわけだ。確かに利用規約には日毎転送量が連日1Gbを越えるなど、無料でのサービス運営に支障が出てしまうほどの人気サイト様にはメール等でご連絡を差し上げた上、ご利用をご遠慮いただくことがあります。 ってあるんだけど、九十九式の転送量が「連日」「1Gbを越え」ていたのかは甚だ疑問だ。 要するに人気サイトになるつもりなら忍者ツールズの無料Webは使えない、って解釈でいいのかな、これな。 どうも僕はインフラを提供する側が「無料だから」「β版だから」「安価だから」と云う理由を楯にこうした行いをする

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    nununi 2005/04/18
  • 趣味のWebデザイン - 受益者負担の原則

    以下は九十九式の移転をきっかけとした柊さんの意見にインスパイアされて書いた文章ですが、柊さんへ返信する意図はありません。論敵の存在を仮想して書いている箇所があるのですが、柊さんはその論敵ではありません。一応お断りはつけていたのですが、どうも私の書き方がまずくて(柊さんが「論敵」のような主張をしているといった)誤解を招きそうなので別文書に分けました。 受益者負担の原則 日ではいつまでも無料サービスが幅を利かせていますが、アメリカでは有料サービスが伸びてきています。大手の Tripod などを見る限り、値段はさくらインターネットとか XREA の方が安い。それでも有料サービスをためらうのが日人。それを見透かして広告のおとなしい(あるいは広告なしの)無料サービスで会員の増大を図る各種ブログサービスなどがあり、勘違いを増幅しています。ユーザを増やすだけで利益が出るというシステムとその危うさを理

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    nununi 2005/04/18
  • 趣味のWebデザイン - 「嫌われないようにする」アプローチはアクセス増の効果が期待できない。

    受益者負担の話がなんか変だと思ったのは 余談をいくつか。 1. 面白いことを書いているサイトなんだけど、アサマシすぎるからリンクしない:そういう現象だって実際には出てきそうだな。 バカな閲覧者は勝手に不幸になればいい……とか、またいってみたりして。出てきそうというか、既に散々出てきてるわけだけど。「侍魂」が広告を貼ったときだって、一部の「純潔主義者」はリンクを切ったものでした。逆に、日頃のお礼とかいって、広告を出した業者の迷惑を何も考えずに広告をクリックしまくった人もたくさんいました。 いずれにせよ、人の金儲けを浅ましいとかいいたがるのって貧乏人の僻みだと思う。で、その貧乏人というのが、日の場合、衣住に困っていない裕福な人間なので度し難い。 どうでもいいことですが、「嫌われないようにする」アプローチはアクセス増の効果が期待できない。気にするだけ時間の無駄。この手の脅し文句で人を説得しよ

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    nununi 2005/04/18
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