2007年から放送され、全盛期には視聴率15%超え(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。ついには映画化までされたテレビ東京の「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。 だが、9日に『太川蛭子の旅バラ』(テレビ東京系)の中で放送された同企画は、もはや終焉の予感を感じさせる寂しいものであった。 それまでは、太川陽介と蛭子能収の掛け合いが人気だったのだが、この時の蛭子はほとんど感情の抑揚もなく、表情にも生気もなかったのだ。何度かしきりに太川が気を遣って声をかけるも反応は薄い。唯一食い付いたのが、街の「麻雀」という看板くらいという寂しいありさまだった。 「この日のマドンナは、元宝塚・遼河はるひ。歩いている時も、バス停で待っている時もタクシーの車内でも、太川と遼河だけがやり取り。 蛭子は言葉少なでほとんど会話をせず、2人の旅に、蛭子がなんとなく付いているだけのような関係性になっていました」(同) さらに、