そのうちWEBで読めるとは思いますが一応。 また、公式にも書かれていますが、震災以前のものです。 インタビューの冒頭、富野監督は同席した学生たちに向けて、地球環境に対する意識や生活の中でも実感など、いくつかの質問をし、対話し、こう締めくくった。 「みなさんの意見はおおむね正しいと思います。僕はこの先50年、今の30代半ばの年代がやってくれることを黙って見続け、時間を過ごしていけば、人類は少しくらい地球を長持ちさせるようなシステムをつくっていけるんじゃないかと思っています。だから、後はみなさんの世代で何とかしてね、と言うしかないのです」。 そのうえで、「ただ……」と一瞬の間を置き、富野監督は一気に話しはじめた。 富野 ひとつだけ、今の会話の中で、ものすごく腹が立っている言葉があります。「生活を豊かに」という言葉です。 みんなが生活の豊かさを目指したら、地球は早晩、潰れるんだよ。これからの時代