マインドコントロールを利用した詐欺や悪徳商法も許せないが、より深刻なのが人生を台なしにしかねないカルト系の宗教や団体だ。数多くのカルトを相手に信者や財産を奪還してきた紀藤正樹弁護士に、その実態を聞く。 ■カルトをやめても「自分が悪い」と言う マインドコントロールとは、他者の働きかけによって人格が変わってしまった状態のことをいいます。マインドコントロールにかかっているか否かは、客観的事実から判断するしかありません。 そうした視点で元オセロの中島知子さんの一件を見ると、マインドコントロールされた状態だったといえるでしょう。推定年収が数千万円あったはずの人が家賃を払えない状況になり、社交的だった人が引きこもりのようになっていた。これは明らかに人格の変化があったわけです。 そもそもマインドコントロールは人の心を動かすためのテクニックで、一般社会でも普通に使われています。 ですから、カルトと敏腕セー
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