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ブックマーク / ameblo.jp/hoshigane (1)

  • 『幕末維新力士伝⑧ 黒船来航・小柳と白真弓』

    ゛太平の眠りをさます上喜撰(=蒸気船) たった四はい(杯)で夜も寝られず―゛ 時は嘉永6年(1853)、突如として江戸湾に出現した4隻の蒸気船―黒船は太平の惰眠を貪る江戸っ子の度肝を抜いた。 黒船の正体はペリー提督率いるアメリカ艦隊であり、翌7年にも来航すると浦賀(神奈川県横須賀市)に停泊し、通商条約締結のため幕府との交渉に入りました。 この事態に巷は湧き立ち、角界もまたその時流に飲み込まれてゆく。 江戸の相撲会所(相撲協会の前身)は嘉永6年の段階で幕府にことある時は協力することを申し出ており、翌7年、いよいよ力士出動のお達しが下ります。 神奈川の接見所においてアメリカへの進物の運搬及び相撲を披露するためで、会所は大関の小柳、鏡岩を筆頭に力自慢の30人を送って幕府の要請に応へました。 運搬すると言ふ進物は米百俵ならぬ二百俵―。 既に日米間で和親条約の締結は調印を待つばかりとなり、米はその引

    『幕末維新力士伝⑧ 黒船来航・小柳と白真弓』
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