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ホラーに関するo_secchanのブックマーク (3)

  • ホラーブームはいよいよ大きく 2023年ホラーワールド回顧|好書好日

    「カクヨム」発の作家が躍進 2023年のホラー小説を象徴する一作といえば、間違いなく背筋『近畿地方のある場所について』だろう。今年1月にネットでの連載がスタート、8月に書籍版が刊行された同作は、ふだんホラーをあまり読まない層をも巻き込んで一大ブームを巻き起こした。モキュメンタリー(疑似ドキュメンタリー)という手法の強みもあるが、奇妙なエピソードを積み重ね、恐怖感を醸成していく手腕が素晴らしい。名フレーズ「かきもありますよ」に代表される言語センスや、実話怪談の手練手管を知り尽くした描写は、怪奇小説好きも唸らせるものがあった。 ホラー作家の登竜門である横溝正史ミステリ&ホラー大賞は、北沢陶『をんごく』(KADOKAWA)という大賞受賞作を得た。大正期の大阪・船場を舞台に、早世したとの再会を望みながらも、その影に怯える画家を主人公とした長編である。正調ゴーストストーリーであると同時に、旧家の謎

    ホラーブームはいよいよ大きく 2023年ホラーワールド回顧|好書好日
  • ノエル・キャロル『ホラーの哲学』の翻訳が出ます(4) - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    ノエル・キャロル『ホラーの哲学』の翻訳が出ます。 filmart.co.jp ユリイカ2022年9月号 特集=Jホラーの現在にも書いています。 www.seidosha.co.jp 第一回 第二回 第三回 紹介 - 「ホラー」の世代差 短かい小ネタを書いた方が読む方も書く方も楽でいいだろうと思ったので小ネタを書くことにしました。 実は、先にホラーの定義の箇所を紹介しようと思ったんですが、ホラーの定義論をする際に気になる問題があります。世代によってホラーの典型的イメージがかなりちがうという問題です。 わたしが何となく仮説としてもっているのは「人間は、自分が子どもの頃に流行っていたホラー映画を、ホラーの典型例だと思い込む傾向がある」というものです。例えば、わたし自身は「ホラー」と聞くと、まず『13日の金曜日』シリーズのようなスラッシャーホラー、スプラッターホラーをイメージします。だいたい『13

    ノエル・キャロル『ホラーの哲学』の翻訳が出ます(4) - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
  • Jホラーと怪談収集小説 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ

    『ユリイカ2022年9月号 特集=Jホラーの現在』が出たので、掲載した論考「Jホラーの何が心霊実話なのか?——実話怪談、ドキュメンタリー、心霊写真」の補遺的な話を書く。 ユリイカ2022年9月号 特集=Jホラーの現在 ―伝播する映画の恐怖― 作者:高橋洋,大島清昭,小中千昭,佐々木友輔,田辺青蛙青土社Amazon ノエル・キャロル『ホラーの哲学』の翻訳ももうすぐ出ます。 filmart.co.jp Jホラーと呪われた映像 『ユリイカ』に書いた文章では、「呪われた映像」「心霊映像」がJホラーの重要なモチーフのひとつであるという話を書いた。また、そのモチーフがフェイク・ドキュメンタリー、ファウンド・フッテージ、POVといった手法と相性が良いという点に触れた。このモチーフの一番有名な例は言うまでもなく『リング』の呪いのビデオだが、Jホラーをある程度観たことがある人なら知っているように、「心霊映像

    Jホラーと怪談収集小説 - うつし世はゆめ / 夜のゆめもゆめ
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