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2023年3月26日のブックマーク (2件)

  • 美しいものは喜びに適合している?:美的価値についての適合態度分析 - obakeweb

    美的価値とはなんぞやをめぐる、最新の研究です。*1 「美しい」「崇高である」「パワフルである」といった美的価値については、しばしばそれによって引き起こされる反応の観点から説明されてきた。すなわち、美しかったり優美だったりして美的に良いものとは、私たちに特別な快楽やら満足やら喜びを与えるものにほかならない。ここでは、ある特別な情動的反応をもたらす能力の観点から、美的価値を持つことが分析されている。 いわゆる美的快楽主義はこの筆頭なわけだが、能力による価値の分析にはいろいろとしんどい点がある。とりわけ、どうやって価値の客観性を担保するのかが問題となる。ワーグナーの美しい楽曲は快楽を与えるとは言うが、クラシックに親しんでいない私にはあんなのちんぷんかんぷんなだけで、特別な快楽は感じられない。私だけでなく多くの人がそうなのだとしたら、なぜワーグナーの楽曲には美的価値があるなどと言えるのか。 快楽主

    美しいものは喜びに適合している?:美的価値についての適合態度分析 - obakeweb
  • 百合短編小説レビュー企画『名づけられなかった花たちへ』をはじめます。 - ななめのための。

    タイトルの通りです。今回は企画をはじめるための、ながーーーい告知*1のようなものになります。あるいは企画の第0回といってよいかもしれません。 合計で約16,000字あります。ながい。 要するに、以下は前提を共有するために書いた「百合」に対する個人的な雑感であり、同時に自分の考えや論点をいろいろと整理しておきたい部分があり、あるがゆえに、まどろっこしくなっています。ですからこれが、他人に向けている文章として成立しているのか、正直なところ自信がありません。 そういうのがご面倒な方には、いったん読み飛ばしていただき、この記事の最後だけを読んでいただいても構いません(記事は、ほとんどわたし個人の話に尽きるので、興味のない人はあとから読まなくてもけっこうです)。 【※記事のいちばん下に、百合短編小説レビュー連載企画『名づけられなかった花たちへ』の今後の予定(ほんとうに予定です)が書いてあります。

    百合短編小説レビュー企画『名づけられなかった花たちへ』をはじめます。 - ななめのための。
    o_secchan
    o_secchan 2023/03/26