2008年の岩手・宮城内陸地震で、震源断層の真上で観測された、最大加速度4022ガルが、史上最大としてギネス記録に認定された。防災科学技術研究所(茨城県つくば市)が11日、発表した。 これまでの記録では04年の新潟県中越地震で観測された2516ガルが最大とされていたが、岩手・宮城内陸地震での記録はその1・5倍以上。 文科省地震・防災研究課は「日本が地震大国であることの再確認につながる記録」と説明している。 岩手・宮城内陸地震は08年6月14日に発生したマグニチュード(M)7・2の地震で、岩手、宮城両県の一部で震度6強を観測。死者17人、行方不明者6人を出すなど大きな被害があった。 2011/01/11 20:44 【共同通信】 地震の最大加速度をギネス認定 08年の岩手・宮城内陸 私の感覚では、「日本が地震大国であることの再確認」というよりは、「日本の地震観測網が高密度であると再確認」の方