タグ

ブックマーク / www.astroarts.co.jp (3)

  • 冥王星に広がる氷の平原

    冥王星の「ハート領域」に氷の平原が広がっている様子がとらえられた。氷原には溝で区切られたような不規則な地形などが見られる。冥王星の大気が地表から遠くまで達していることや、冥王星からプラズマの尾が伸びていることもわかった。 【2015年7月21日 NASA (1)/(2)/(3)/(4)/(5)/(6)】 探査機「ニューホライズンズ」が撮影した冥王星のクローズアップ画像に、クレーターのない広大な氷の平原がとらえられた。同地形の年齢は1億歳以下と若く、いまでも地質学的なプロセスが進んでいるのかもしれない。 冥王星の氷原。冥王星から約7万7000kmの距離から撮影。クリックで拡大(提供:NASA/JHU APL/SwRI、以下同) 氷原は、すっかり冥王星のシンボルとなった「ハート模様」(冥王星発見者クライド・トンボーにちなんで非公式に「トンボー領域」と名付けられている)中、南の領域に位置している

    冥王星に広がる氷の平原
  • すばる望遠鏡、96億光年かなたに銀河団を発見

    すばる望遠鏡、96億光年かなたに銀河団を発見 【2010年5月10日 数物連携宇宙研究機構】 すばる望遠鏡による近赤外線観測などにより、96億光年かなたに銀河団が発見された。この銀河団には、星形成を行っていない成長の止まった銀河が数多く存在することがわかった。 銀河団周辺の疑似カラー画像。矢印:96億光年かなた付近にある銀河、等高線:X線の強さ、丸:近赤外線観測から銀河団に属すると確認された銀河。クリックで拡大(提供:数物連携宇宙研究機構) 銀河の色や形はそれらが存在している場所によって変わることが知られており、たとえば渦巻きを持った青い銀河は単独で存在し、腕のない赤い銀河は銀河の大集団である銀河団にしばしば存在しているいることがわかっている。しかし、その明確な原因はまだわかっていない。 この原因の解明するために、数物連携宇宙研究機構(IPMU)の特任研究員 田中賢幸氏らの研究チームは、遠

  • 小惑星「テミス」に水の氷が検出された

    小惑星「テミス」に水の氷が検出された 【2010年4月30日 NASA】 小惑星の表面に、水の氷が炭素系の有機化合物とともに検出された。これにより、原始の地球に水をもたらしたのは、小惑星や彗星である可能性が示された。 米・ジョンズ・ホプキンス大学応用物理研究所の天文学者 Andrew Rivkin氏らは、NASAの赤外線望遠鏡(IRTF)を使って、2002年からの6年間に小惑星24番「テミス」を7回にわたり観測した。 その観測で集められた赤外線のデータから、水の氷および炭素系の有機物質が検出された。 テミスは太陽から約4億7900万kmの距離に位置している。あまりに太陽に近いため、太陽系が形成されてから46億年も経った今、その表面に水の氷が残されている可能性はないと考えられてきた。 NASAの地球近傍天体プログラムの責任者 Don Yeomans氏は、「小惑星帯全体を探しても、たったコップ

  • 1