自民党青年局の役員会であいさつをする小泉進次郎青年局長=30日、自民党本部、石松恒撮影 自民党青年局は30日、衆院選後初めて役員会を開き、新人議員ら74人が参加した。青年局に入る資格は45歳以下。野党時代の21人から82人に急増した。最大派閥の町村派(79人)を上回る一大勢力で、小泉進次郎青年局長の影響力が強まるとの見方も出始めた。 役員会で小泉氏は「国と地方の架け橋として若い力を国会の場で一つに結集していく。これが青年局の役割だ」とあいさつ。毎月11日の震災被災地の訪問と参院選に向けた活動を強化する方針を確認した。社会保障分野での政策提言も検討するという。 今後は毎週金曜日に定例の昼食会を開き、新人議員の情報共有の場にする方針。出席者の多さにベテラン議員からは「事実上の進次郎派だ」と警戒する声も上がる。小泉氏は役員会後、記者団に「政治の世界は人が集まればすぐ派閥と言うが、青年局は党