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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime (10)

  • 【ダイヤモンドオンライン】個人投資家は「為替リスク」をどう扱うべきか

    現在発売中の『週刊ダイヤモンド』(9月20日号)に、「ドル円相場の大転換点はいつか?」と題し、外国為替の世界では名前の通った一流の専門家2名の対談記事が載っています。 お2人の見通し及びその詳しい理由については、対談記事を読んで頂くとして、今週のダイヤモンド・オンライン「山崎元のマルチスコープ」では、「 個人投資家は「為替リスク」をどう扱うべきか 」と題する記事を書きました。(※リンクをクリックすると、新しいページが立ち上がります。) 為替に関する認識で、個人投資家を中心に案外理解されていないのは、 1.金利と為替レートはセットで取引されている 2.為替リスクはゼロサム・ゲーム的なリスクであり、原則としてリスクを補うリターンが期待出来ない の2点です。 この原則が、投資家になかなか広く浸透しないのは、高金利通貨での運用が円ベースでも高利回りを持つと投資家を錯覚させておく方が、金融ビジネス側

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    ocs 2014/09/21
  • 日本版ISAでの正しい運用法

    来年1月から、英国の制度を参考にした「日版ISA」と呼ばれる、投資優遇税制が始まる予定だ。これは、一人年間1百万円までの投資について、5年間、運用益に掛かる税金が免除される制度で、残高ベースで最大5百万円が非課税で運用できる。 それでは日版ISAは、個人にとって、どのように使うのが、最も賢いやり方なのだろうか? 意外に思われるかもしれないが、この問いの答は、論理的に前提条件を追うだけで明快に導き出せる。 以下に、日版ISAでの正しい運用方法を四原則の形でまとめてみた。 尚、以下の内容は、楽天証券ホームページの連載、「山崎元のホンネの投資教室」の第196回 日版ISAでの正しい運用法(2013年5月10日)の一部と重複するが、最近、日版ISAの運用法について、適切でないと思われる説明も出回っているようであり、正しい(と私が考える)説明をなるべく早く広く普及したいので、当ブログにも載

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    ocs 2013/05/13
  • 【ダイヤモンド・オンライン】黒田日銀の「目標株価」を推測する

    久しく休んでいた、原稿の紹介を再開することにした。あちらこちらに書いた原稿の全ては紹介できないだろうが、なるべくマメにご紹介していきたい。 4月9日アップのダイヤモンド・オンラインに、「黒田日銀の「目標株価」を推測する」という記事を書いた。 4月4日、日銀は、黒田東彦総裁が「これまでと次元の違う」と表現する大胆な金融緩和政策を発表した。資市場には「猛烈」といっていいくらいの効果が表れたが、筆者の驚きはむしろ、政策よりも、黒田総裁の記者会見の発言にあった。日銀行ホームページ「総裁記者会見要旨」(4月5日付け)から引用しよう。「…そこで、今のリスクプレミアムの状況をみると、まだまだ圧縮できる余地があるということで、ETFの保有額を 2 倍以上増やそうと決めたわけです」 この発言は、分かりやすく言い換えると「現状の株価は安すぎるので、ETFを買って株価上昇を目指すことにした」となる。「株式の

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    ocs 2013/04/11
  • AIGのトレーダーの高額ボーナスへの反対は正義か?

    サンデルの「正義」のをバラしてスキャンして、iPADで少しずつ読んでいる。AIGのトレーダーが高額のボーナスを受け取ることに対する米国世間の反発について、サンデルは、「失敗に報酬を与えるから」だと反発を指摘しているが、これはたぶん正しくない。かなり雑な議論ではないか。 大失敗した会社から高額のボーナスを貰うトレーダーは、たぶんその個人としては儲けたトレーダーか移籍初年でギャランティー・ボーナスを貰うトレーダーだろう。前者は明らかに失敗者ではないし、後者についても「失敗した」人がいるとすると会社の没落前に多額の移籍金で人を採用したAIGのマネージャーであって、そのトレーダーではない(たぶん)。そのトレーダーは、初年に保証されたボーナスをあてにして、前職のボーナスを放棄して転職してきた人物かも知れない。 それでも、AIGのトレーダーの何十人かに、高額のボーナスを払うことに対して米国の世間が納

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    ocs 2010/10/05
  • 振興銀行に関する竹中平蔵氏の「道義的責任」とは何か

    振興銀行の破綻処理が決定した。これを受けて、自見金融担当大臣は「竹中(平蔵)氏の政治家としての道義的責任は免れない」といい、一方、大塚金融副大臣は「振興銀行の設立について法的に疑問に思って調べてみたが、違法行為は見つからなかった」と話した(私は数時間前にTBSのニュースサイトで見た。言葉の引用は正確でないかも知れない)。 「道義的責任」とは何であろうか。どう果たせばいい責任なのか。振興銀行の件に関して、竹中氏に責任はあるのか。あるとすれば、どんな責任なのだろうか。 竹中氏は振興銀行設立の認可を与えた際の金融担当大臣だった。日振興銀行は、異例に早く(確か申請から8カ月で)設立認可を得た。このプロセスに、竹中平蔵氏が木村剛氏と当時親しかったことが関係していたとしたら、確かに問題だろう。もっとも、それは単なる依怙贔屓程度の問題なのか、プロセスが不適切であったことに対して何らかの賠償責任等が

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    ocs 2010/10/05
  • 大手メディアには文脈が二つしかない - 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」

    主に新聞とテレビを念頭に置いて言うが、大手メディアには「事件報道」と「政治談義」の二つ以外に文脈と文体がない。日頃から感じていることなのだが、原稿を書いているうちにまた思い出したので、メモ代わりに書いておく。 振興銀行の件でいうと、木村剛氏の刑事事件について報道が集中し、たとえば木村氏がどれくらい悪くて酷かったのか、という報じ方になる。預金カットを含む処理が決まると、テレビであれば、NHKの午後7時のニュースでも、「被害者」である大口預金者を捜してきて、この人が「どう感じているか」を伝えようとする。 木村氏はまるで押尾学被告のように報じられるし、預金者は死亡した女性の友人のような感想を求められる。 ちなみに、民放の情報バラエティなら、コメンテーターはプレゼンを聞くかVTRを見るかした後に、「まさか銀行が潰れるとは、ふつうの人は思いませんよね。ヒドイですね」等々何らかの「感想」を言えばそれで

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    ocs 2010/10/05
  • Twitterを始めました

    幾つかお問い合わせをいただいているので、簡単にご説明しておきます。 昨日Twitterのアカウントを作りました。yamagen_jpです。 前後の事情をご説明すると何とも間抜けな話なのですが、3月10日に出演した東海テレビの「ぴーかんTV」で、当初、Twitterを取り上げる予定でした。せめてアカウントぐらいは作ろうかと思って、アカウントを作りました。mixiで「やまげん」を使っているので「yamagen」を登録しようかと思ったのですが、どなたかが既に使用しているらしく、「_jp」をつけたところ、OKだったようで、アカウントが決定しました。その際に、取り急ぎ、堀江貴文さんと鳩山首相をフォローしました。 10日朝の名古屋行きの新幹線で、Twitterの解説を読み、iPHONEから最初のメッセージを入れて、コメンテーターとしてはそれなりに準備をしたつもりだったのですが、オンエア10分前にスタ

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    ocs 2010/03/16
  • 茂木健一郎氏の脱税報道に思うこと

    脳の研究者でテレビ・出版共に露出の多い茂木健一郎氏に税金の申告漏れがあったことが発覚した。 申告漏れは社会人として良くないことなので同情はしないが、茂木氏が追徴税額を既に納めていることでもあり、ここで、私が「怒る」のは余計なお世話というものだろう(彼は鳩山首相のように政治家でもないし)。税金に気が回らない人が「プロフェッショナル 仕事の流儀」(茂木氏がキャスターを務めるNHKの番組)をやっているのは、説得力の点でどうかとも思うが、ごく軽い内容の番組でもあり(昨日久しぶりに見たが、内容は幼稚な「ヨイショ番組」だった)、NHKが社会的な処罰の側に回らずに、番組で茂木氏を使い続ける判断にも反対しない(NHKの番組ホームページに茂木氏のお詫びが載っている)。 茂木氏のの出版状況や今回の問題の記事から推察するに、茂木氏の下には、出版、テレビ番組の出演、講演などの依頼が押し寄せていて、それこそ3年間

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    ocs 2009/11/13
  • 東国原さんの何がダメなのだろうか?

    自由民主党は、次期総選挙に宮崎県の東国原知事を担ぎ出そうとして、古賀選挙対策委員長が彼にアプローチした。 これに対して、東国原氏は、自らを自民党の総裁もしくは総裁候補として次の総選挙を戦うことや、全国知事会の地方分権に関する要望事項を飲むなら、次期衆議院選挙に与党側の候補者として出てもいいと条件提示した。二度目以降に持たれた話し合いなどで、東国原誌側は、「総裁」を「総裁選の候補」に、また知事会の要望事項に関しても全てをそのままではなくてもいい、というくらいに条件をディスカウントしたようだが、現段階では、未だ具体的な決定に至っていない。 自民党の東国原氏へのアプローチは総選挙に向けた人気回復策だと見られていたが、その後の自民党支持率の動きなどを見ると、効を奏さないばかりか、むしろ逆効果になったようだ。 率直に言って、私も、一連の動きを見て東国原氏に対して「嫌な感情」を抱いた。しかし、東国原氏

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    ocs 2009/07/12
  • ホリエモン・ブログに思うネットの「野暮」と「粋」

    通称ホリエモンこと(ご人は「takapon」と仰っているが)堀江貴文氏がブログを再開した。ご存じの方が多いかも知れないが、「六木で働いていた元社長のアメブロ」(http://ameblo.jp/takapon-jp/)というタイトルで、アメーバ・ブログを使っている。ほぼ毎日更新されていて、なかなかアクティブだ。 彼は重大な容疑での刑事被告人であり、法的あるいは倫理的にたぶん何らかの非があるのではないかと私は思っているが、それと、新しいブログとには重大な関係はない。発信する自由と、受け取らない自由の、双方の意味でネットの世界では「自由」が重要な価値だと思うが、この観点で判断すると、彼がブログを書いていることは非難にはあたらないと思う。堀江氏のブログが不愉快な人はこれを見なければいい。 コメント欄が誰かによって管理されているのかどうかは知らないが、「堀江さん、あなたは、意見の発信などする身

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