今年の新入社員は「ETC型」と名づけられたらしい。心のバーがなかなか開かず、“うちとけるまで時間がかかる”といったことがネーミングの所以らしく、上司や先輩はスピードの出し過ぎに注意が必要なのだとか。 仕事に対する価値観も多様化しており、明治安田生命の調査によると、この春に就職を予定している学生に「将来どこまで昇進したい?」聞いたところ、「役職には興味がない」(46.7%)と答えた人が最も多かった。その理由として、「仕事はほどほどで、仕事以外を充実させたい」「役職より良好な人間関係に重点を置きたい」が目立った。従来とは違う価値観を持ち、心を開きにくい社員に接するには、いったいどうすればよいのだろうか? (中略) さらに、“価値観の違い”という観点で参考になりそうなのが、海外の働き方。たとえば今、ブログやツイッターで話題となっているシンガポールで働く男性のブログ『ニートの海外就職日記』を見ると