タッチデバイスを視野にいれた UI パターンの事例がかなり出そろってきました。使いやすいと定評があるもの、流行なもの、採用例が多いものなど様々ですが、実際のところどの UI パターンを採用すれば良いか迷う場合がでてきます。「○○の場合は、このパターン」と一発で決めることが出来なくても、考慮したいパターンを絞ることができます。絞り込みの際に利用者のモードが役に立ちます。 モードとは、人がアプリケーションやサービスと向き合うときの状態のことを指します。利用者の意図、環境、時間、向き合っているデバイスに応じて、モードがダイナミックに変化することがあります。モードを理解することで、利用者のニーズに近いインターフェイスを提供することができます。同じ系統のアプリケーションでも UI が全く異なる場合がありますが、それは利用者のモードの捉え方の違いからだと考えられます。 モバイルアプリケーションの多くは
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