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ブックマーク / lovelovedog.hatenadiary.org (5)

  • 村上春樹訳『ロング・グッドバイ(長いお別れ)』をもっと村上春樹化してみる - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    こんな感じ。 ぼくがテリー・レノックス----きみと最初に出会ったのは、<ダンサーズ>のテラスの外だった。ロールズロイス・シルバーレイスの車中で、きみは酔いつぶれていた。駐車場の男はその車を運んできたものの、きみの左脚が置き忘れられたみたいに外に垂れ下がっていたので、ドアをいつまでも押さえていなくてはならなかったんだ。酔っぱらったきみは、顔立ちこそ若々しいものの、髪の毛はみごとに真っ白だった。泥酔していることは目を見れば明らかだが、それを別にすれば、ディナー・ジャケットに身を包んだ、当たり前に感じの良い青年の一人にすぎない。人々に湯水のように金を使わせることを目的として作られた高級クラブに足を運び、注文どおり金を使ってきた人種だ。 ……微妙に801テイスト(きみぼくテイスト)入れてみました。 しかし、自分を「ぼく」と言う私立探偵フィリップ・マーロウも見てみたいものなのだった*1。 当の村

    ogan
    ogan 2007/03/02
    北方風ライ麦。
  • なぜ中高年は本を買わないのか - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    帰りの電車の中で人物観察をしていると、たとえば7人掛けの席で各人はこんな感じの行動をしています。 寝ている人間が3〜4人 ケータイ・ゲームの画面を見ているのが2〜3人 (雑誌・漫画を含む)を読んでいるのが1〜2人 で、「書籍」と言えるようなを読んでいるのはたいてい中高年で、たいてい図書館で借りた。 なんで中高年とか初老とか団塊の世代の人間とかは、屋でを買わないのか、を考えてみたいと思います。 1・多分もう家に充分以上のがあるから。何しろ、活字文化世代の最後の世代なので、娯楽と言えばを読み酒を飲んで友と激論することだった時代。家の中に、読まないけれども見栄で買った吉隆明とかレヴィ・ストロースとかサルトルとか、いまどきどこで売ってるんだよそんな、というのがありまくってて、新しいなんて買っても読まないと思っているわけですね。「読む時間がない」というわけではないんです。「新しい

    なぜ中高年は本を買わないのか - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
    ogan
    ogan 2007/02/14
    ベストセラー本を図書館で借りて読んでる中高年見るとちょっとむっとしますね。本くらい買えよと。買うほどでもない本なら読むなと。/携帯で読書は老眼にはつらいです。
  • 愛・蔵太の少し調べて書く日記 - ちゃんと質問することと回答の難しさについて、オシム・バッシングを「のび太新聞」として考える

    今日はまた、久々に長いので覚悟してくださいね(途中で死なないように)。まぁたいがいは「引用」なんですが。 「なんでも願い事をかなえてもらえるアラジンより、相手の願い事をかなえる魔神のほうが楽だ(願い事を考えなくていいから)」というのが昔読んだ『X(ペケ)』(新井理恵)の漫画にありました。 で、こんなのを読んで思いました。 →世界名作激情 うさだBlogより「ちゃんと質問しなさい」 オシムの記者教育。現状そんな目立った結果が出るわけでもないのでオシムの評価は保留するのが当たり前だと思いますが、何にしてもオシム監督がものすごくマスコミを警戒しているのが見て取れますね。「言葉尻とらえてばっか。年中揚げ足取りと嫌味ばっか言ってるの?この爺さん」などの「『オシム語録』にうんざり」と言った声がネット上であることを紹介した。とありますが、まさにこの言葉尻をつつくことからマスコミってのは始まっているような

    愛・蔵太の少し調べて書く日記 - ちゃんと質問することと回答の難しさについて、オシム・バッシングを「のび太新聞」として考える
  • 愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 「第四の権力」という誤訳がマスコミとマスコミ批判者を誤解させている件について(←こういうのサイテー)

    なんか、今日は以下のブログのテキストを引用すればだいたい終わりなんですが、その前に「はてなダイアリー・キーワード」の現行テキストなど。 →第四の権力とは - はてな (the Fourth Estate) マスコミの異名。 来、「マスコミには立法・行政・司法の三権を監視する使命がある」という意味合いで言われ出した言葉だったはずなのだが、「マスコミが現に持っている権力は立法・行政・司法の三権に並んでおり、警戒すべきものである」という意味に用いられる場合も散見される。 で、この「来、「マスコミには立法・行政・司法の三権を監視する使命がある」という意味合いで言われ出した言葉」というのが当なのか、という話です。 以下のところなど。 →【海難記】 Wrecked on the Sea - おそまきながらEPIC2014について〜「第四の権力」についての誤解 専門学校での授業でEPIC2014を

    愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 「第四の権力」という誤訳がマスコミとマスコミ批判者を誤解させている件について(←こういうのサイテー)
    ogan
    ogan 2006/08/22
  • 『ゲド戦記』原作者の言葉から『のだめカンタービレ』TVドラマ化騒動のことその他を少し思い出した - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    これは以下の日記の続きです。 →http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20060817/gensaku アニメの『ゲド戦記』を見たル=グィン氏(原作者)のエピソード。 →「ゲド戦記」監督日誌 - 番外編5 ル=グウィンさんの言葉 彼女(引用者注:ル=グィン氏)は短く答えてくれました。 「It is not my book. It is your film. It is a good film.」 と。 これだけでは、少しほめられているのかけなされているのかはよく分かりませんね。 で、割と最近読んだテキストを思い出した。 『のだめカンタービレ』のTVドラマ化企画が最初に流れたときの話。 →識是伽諦メモ 「のだめ」、フジの月9で上野樹里主演でドラマ化。 2005年11月付 (中略) 白紙撤回されたそのマンガとは、人気作品『のだめカンタービレ』(講談社)。監督には、

    『ゲド戦記』原作者の言葉から『のだめカンタービレ』TVドラマ化騒動のことその他を少し思い出した - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
    ogan
    ogan 2006/08/17
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