Lions' Commentary on UNIX 読書会で親交のあった@superhogeさんが「はじめてのOSコードリーディング」を上梓される(「はじめてのOSコードリーディング」という本を出版します)。読書会の活動が書籍として結晶したことに感動するし、自分が生まれた頃のソースコードの解説本が今出版されるというのも感慨深い。 OSに限らず技術には理論と実践の両面がある。UNIX V6やLions本が出た頃は、OSの黎明期であり、その理論については論文などで知ることができたけど、実際にどのように作られているのか、その方法についての情報は手に入らなかった。そこにLions本が受け入れられた背景がある。翻って現在は、実践的な情報が氾濫している。で、どこから初めていいのかわからず思考停止に陥ってしまいがち。まず簡単なところ(しかし、トイOSではなく実用に耐える(た)OS)から一歩踏み出してみよ
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