在日米軍基地移設や「政治とカネ」問題などで迷走する鳩山政権を皮肉った「ハト」ジョークが永田町で話題を呼んでいる。自民党の町村信孝元官房長官が派閥総会で、鳩山民主党への“口撃”材料として紹介したり、自民党中堅議員がメールマガジンに書き込んだりするなど、鳩山政権を的確に表現した「言い得て妙」な風刺文なのだ。 「日本に正体不明の鳥がいる」。「ハト」ジョークは冒頭、謎かけめいた問いかけで始まり、こう続く。 中国から見れば「カモ」に見える。 米国から見れば「チキン」に見える。 欧州から見れば「アホウドリ」に見える。 日本の有権者には「サギ」だと思われている。 オザワから見れば「オウム」のような存在。 でも、鳥自身は「ハト」だと言い張っているようだ。 風刺文は天皇陛下と中国要人との会見、在日米軍基地移設、地球温暖化、剛腕幹事長による民主党支配…など、鳩山政権の混迷ぶりを「トリ」になぞら