TM & (C)2008 Lucasfilm Ltd.. All Rights Reserved. Used under authorization. 先週の映画興行ランキング1位だった『ザ・マジックアワー』。6月14・15日の2日間で3.7億円を稼ぎ、引き続き好調を維持している。しかし、この週末に全国でもっとも興収を稼いだ映画は『ザ・マジックアワー』ではないという事実をご存知だろうか? 実はこの両日は『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』の先行上映が行われ、2日間で興収6億円、実に『ザ・マジックアワー』の160%に相当する売上を記録しているのだ。 だが、『インディ・ジョーンズ』はランキングには登場しなかった。興行が行われ、巨額の売上を記録しているにも関わらず、「公開中」ではないという不思議な状態である。 となると、この2日間の興収はどこに消えるのか? 映画に限らず、音楽や本の
記者クラブとは、主に官庁や自治体、警察などを取材するメディア各社で構成される組織で、公的機関の一角に常駐し、記者会見をはじめ、そこから発信される情報を一手に取り仕切る役割を担っている。クラブ関係者のみが優先的、独占的に情報を入手する制度であり、他の先進国には見られない日本独特の取材慣行となっている。 今年4月、長野でのオリンピック聖火リレーに合わせて来日し、中国の人権問題をアピールしたNGO「国境なき記者団」は、世界の「報道の自由度」ランキングを発表することでも知られる(2007年、日本は169カ国・地域中37位)。今年発表の日本に関する報告では、「記者クラブ」が、報道の自由を脅かす理由の筆頭に挙げられている。同NGOからすれば、記者クラブ問題とは、人権問題にほかならない。国民の知る権利を踏みにじる報道規制のシステムなのだ。大手マスコミが「国境なき記者団」を紹介するとき、その過激なパフォー
政府が6月で会期末を迎える通常国会での提案を見送ると決めたことで、空席の続く日銀副総裁人事は長期戦の様相だが、ここで大田弘子経済財政担当相の名前が浮上してきた。7月の洞爺湖サミット後とも取り沙汰されている内閣改造で、福田康夫首相が大田経財担当相を交代させ、論功行賞として副総裁に起用するのではとの説だ。 日銀の人事を巡っては、これまで武藤敏郎副総裁、田波耕治・国際協力銀行総裁の2人の元事務次官、渡辺博史元財務官という財務省出身者が民主党にことごとく蹴られてきた。日銀としても政府とのパイプを断たれ、難しい政策運営を迫られている。そこで財務省との関係が濃くない大田担当相を副総裁に充て、政府とのつなぎ役を果たしてもらうというわけだ。日銀の政策委員会のメンバーで女性は須田美矢子審議委員のみ。バランスからも「適任では」(政府筋)との声もある。 ただ、大臣経験者が日銀のメンバーに入るのは極めて異例。大田
「忍法帖」シリーズなどの歴史伝奇小説で知られる作家、山田風太郎(1922〜2001)が生前、「駄作」としていた忍法小説「忍法相伝73」の直筆原稿が見つかり、遺族が兵庫県養父市関宮の「山田風太郎記念館」に寄贈した。生前に単行本化されたが、今は絶版で、その後は本人の意志で全集にも収録せず文庫化もなっていないため、“幻の忍法小説”となっていた。 見つかったのは、昭和39年5月から同40年3月まで、「週刊現代」(講談社)に連載された計40回分(約680枚)で、編集部の倉庫に保管されていた。伊賀忍者の血筋を引く青年が、現代で奇想天外な忍法の数々を繰り広げる内容ながら、同館の事務長、有本正彦さん(63)によると「当時の政治家を風刺した展開もあるが、全体的にナンセンスなストーリー」という。 風太郎本人は生前、ユーモアを狙ったがうまくいかず、「これは駄作」と決めつけ、月刊誌で自身の作品をランク付けしたとき
■著作権めぐり訴訟トラブルに… 青年漫画誌「イブニング」(講談社)に連載され映画化された人気漫画「軍鶏(しゃも)」をめぐり、漫画家と原作者が著作権を争い、東京地裁で訴訟になっていることが27日、分かった。訴えた漫画家側は「ストーリーも人物設定もすべて自分が作り上げた」と主張している。漫画業界でこうした著作権トラブルは少なくないが、訴訟に発展するのは珍しいという。「軍鶏」は今年1月から休載が続いており、ファンの間では「謎の休載」と話題になっていた。 原告の漫画家、たなか亜希夫さんは原作者の橋本以蔵さんを相手取り、作品の著作権者がたなかさんであることの確認や単行本の著作権料約1億5000万円の支払いなどを求めている。27日開かれた第1回口頭弁論で、橋本さん側は争う姿勢を示した。 「軍鶏」は、優等生だった主人公が自分の両親を殺害後、少年院で空手を身につけ、格闘家らと戦うというストーリー。訴状によ
中学の女子生徒(14)に車内で乱暴したとして強姦の罪に問われた無職の男性(25)の判決公判が27日、大阪地裁であり、横田信之裁判長は「女子生徒は性行為を強く拒んでおらず、強姦の事実があったとはいえない」として無罪(求刑・懲役5年)を言い渡した。 男性は捜査段階で自白したが、公判で警察官による自白の強要があったと無罪を主張していた。 判決理由で横田裁判長は、女子生徒は事前に交際を承諾していたことから「男性が性行為を受け入れたと思い込んでも不自然ではない。女子生徒は拒否はしたものの、著しい暴力や強固に抵抗した形跡もなかった」と判断した。 男性は昨年6月12日夜、前日に路上で声をかけた女子生徒とドライブに出かけ、大阪市城東区の路上に止めた車内で女子生徒に乱暴したとして起訴された。
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