印刷 株式上場企業の予想では、今後5年の経済成長率(2012〜16年度の平均)は実質(物価変動の影響を除く)が平均1.5%、名目(物価変動も含む)が平均1.1%だった。内閣府が28日に公表した。名目が実質を下回るのはモノの値段が下がり続ける「デフレ」の状態を表しており、各社がデフレ長期化を覚悟しているようだ。政府目標の「20年度までの平均で名目3%、実質2%」と比べ、かなり慎重と言える。上場企業約2400社に1月に尋ね、890社が回答した。 関連記事インフレ目標1% 日銀決定会合 10兆円追加緩和も(2/14)数年後の国債急落を想定 三菱UFJ銀が危機シナリオ(2/2)成長率見通し引き下げへ 11年度マイナス成長も 日銀(1/19)景気「回復・明るさ」倍増41社 朝日新聞100社調査(11/27)