自民党参院議員会長選で、届け出順を決めるためくじを引く中曽根弘文氏(左)と谷川秀善氏の代理人・伊達忠一氏(右)=11日午前、国会 11日の自民党参院議員会長選で、町村派など主要3派幹部の支持を受け優勢が伝えられた谷川秀善参院幹事長が落選したことは、青木幹雄元参院議員会長を中心とした派閥・長老主導による参院運営への不満がもたらした結果といえる。9月の幹事長など党執行部人事にも影響を与えそうだ。今後、中曽根弘文元外相を推した中堅・若手の勢いが増し、党内の世代間抗争が強まることが予想される。特に谷川氏の出身派閥の町村派では、安倍晋三元首相が中曽根氏支援を呼びかけたため、派内対立が深刻化する可能性もある。 11日午後、国会内で開かれた自民党参院議員特別総会。「谷川君40票、中曽根君40票」と発表されると、中曽根氏の支持者から大きな拍手とどよめきが起き、谷川氏の支持者は一様に落胆の顔を浮かべた。
「社会主義」が大流行らしい。谷垣禎一も安倍晋三*1も城内実*2も*3。また、鳩山邦夫*4は兄弟喧嘩のネタに「社会主義」を使っているらしい*5。蘇聯風邪? 蘇聯風邪にはカチューシャ。 さて、「社会主義」といえば、田中良紹「日本の「保守」は社会主義」という文章*6がけっこう評判になっており、少し遅いかもしれないが、読んでみた。前半部では「政権交代」について語られている。「社会主義」が登場するのは中盤以降。 野党に転落した自民党は政権奪還のための議論を始めた。大いに議論して確かな再生を図って欲しいと思う。期待もしていた。ところが議論を聞いているうちに首を傾げたくなった。鳩山政権の政策を「社会主義的だ」と批判し、自民党再生のために「保守の旗」を立てると言うのである。自民党を「保守政党」、民主党を「社会主義的政党」と規定して国民の支持を得ようと考えているようだが、それは大きな「勘違い」である。 日本
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