「ワイの店は但馬牛一本」「ウソはつかん」などと表示しながら、別の和牛などを出していたフーディーズの広告 焼き肉店を経営する「フーディーズ」(東京都中央区)が、自社のウェブサイトで但馬牛や神戸ビーフを提供しているかのように表示したのは、景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして、公正取引委員会は31日、同社に今後、こうした表示をしないことなどを求める排除命令を出した。 公取委によると、フーディーズは平成19年6月から20年3月までの間、自社のウェブサイトに「ワイの店でお出ししているのは但馬牛一本」「その中でも格付等級A5以上の神戸ビーフを使こてるからそりゃもう間違えなく美味い!」などと記載した。 公取委が伝票などで確認したところ、カルビなどの正肉は約2割が神戸ビーフだったが、約8割は仙台や佐賀など別の国産和牛を使用していた。 また、内臓肉はすべて但馬牛ではなく、45%がアメリカやオーストラリア