世界一の食品廃棄大国ニッポンに、欧米のレストランでは当たり前の“全部食べきれなかった料理のお持ち帰り”を定着させよう! 雑貨販売のレアック・ジャパン(東京都港区)がこんな活動を提唱し、注目を集めている。同社は国内初の持ち帰り専用容器「ドギーバッグ」を発売。持ち運びに便利でしゃれたデザインを取り入れ、「恥ずかしい」と敬遠しがちな日本人の意識を変革し、廃棄量削減というエコ意識の喚起を狙う。果たして欧米の流儀は受け入れられるのか。 ◆「客自身の責任」 容器は携帯に便利な折りたたみ式で、衛生面にも優れたポリプロピレン製。耐熱温度は1~70度。使用時のサイズが大、小2つの1組で819円。洗って繰り返し使える。年間500万セットの販売を目指す。 これまで生活雑貨店大手などが全国的に取り扱いを始めたほか、エコグッズを扱う通販サイトにも販路を広げている。また、人気シェフが腕を振るう都内の有名レスト