ビール4社、リベート乱発 国税が是正指導(1/2ページ)2008年10月15日8時0分印刷ソーシャルブックマーク 激しい販売競争が続くビール類。リベートが安売りの原資となってきた=大阪府高槻市 大手ビールメーカー4社が一部の小売業者に値下げの原資となるリベート(販売促進費)を過剰に支払っているとして、酒類の製造・販売を監督する各地の国税局が是正を求める行政指導をした。激しいシェア争いが背景にある。 対象はシェアの多い順にアサヒビール(東京)、キリンビール(同)、サントリー(大阪)、サッポロビール(東京)。昨春から今春にかけて指導が行われた。各社とも「指導を受けたのは事実。今後はルールを守る」としている。 4社は自社のビールや発泡酒、酎ハイなどの店頭価格を他社よりも安くするため、1ケース(350ミリリットル缶24本)あたり数十円から200円程度のリベートを小売業者に支払ってきた。支払いにあた