埼玉県宮代町の「東武動物公園」は22日から、新たにライオンの兄妹の一般公開を始める。 公開されるのは、シン(オス・4歳)とココ(メス・4歳)の兄妹。群馬サファリパーク(群馬県富岡市)から無償で譲り受けたものだ。 これまでも東武動物公園はライオンを飼育してきたが、平成20年9月にオスのリキヤが、21年1月にメスのメグがそれぞれ17歳で老衰のために死亡。東武動物公園から“百獣の王”がいなくなり、来園者から「ライオンがいないと寂しい」との声が上がっていた。 東武動物公園は「目の前でライオンの迫力を楽しんでもらいたい」と話している。秋にはライオン専用の獣舎の建設も計画されているという。