印刷 米ホワイトハウスで、単独インタビューに答える米大統領経済諮問委員会(CEA)のアラン・クルーガー委員長=6日午後0時12分、ランハム裕子氏撮影 米オバマ政権の経済政策に強い影響力を持つ米大統領経済諮問委員会(CEA)のアラン・クルーガー委員長が6日、朝日新聞の単独インタビューに応じた。雇用回復が続く米経済は「治癒しつつある」と指摘。欧州危機の解決に向けて、欧州首脳に迅速な対応を求めた。 クルーガー氏が昨年11月の就任以来、日本メディアのインタビューを受けるのは初めて。CEA委員長は日本では経済財政相にあたり、ガイトナー米財務長官らとともに経済政策を担当している。 米国では、6日に発表された昨年12月の雇用統計で非農業部門の就業者数が前月より20万人増えた。失業率も同0.2ポイント低い8.5%に下がり、2年10カ月ぶりの低い水準になった。 クルーガー氏は「米経済や、労働市場が治