千葉県浦安市の東京ディズニーリゾート(TDR)を運営するオリエンタルランドの子会社がTDR内で運営するショッピングモール「イクスピアリ」は12日、施設内のレストラン「ロティズ・ハウス」で、賞味期限切れの鴨肉を使った料理を出していたと発表した。 イクスピアリによると、同レストランで8日夜に「鴨肉のロティサリー オレンジのビネグレット」(1180円)を食べた50代の男性客が腹痛を訴えた。施設内の救護室で静養したが回復せず、浦安中央病院に救急車で搬送した。現在も腹痛を訴え、通院治療中という。 男性客の家族から10日に連絡を受けたオリエンタルランド側が食材などを調べたところ、料理に使われたフランス産の冷凍鴨肉の賞味期限が今月1日で、調理者が確認を怠ったと判明。ただ現時点で腹痛との因果関係は分かっていない。この料理は今月2~10日に17食が提供されたという。 イクスピアリは2日以降にこの料理を