もし、新しいレポートで提唱されるCO2測定方法が採用されるのなら、EUの各メーカーはそのCO2排出量目標について一息つくことができるのではないだろうか。 というのも、ドイツの代表的な日刊新聞、ディ・ヴェルトによれば、ヨーロッパ自動車産業アソシエーションACEAの上層部であるフィアットCEOのセルジオ・マルキオンネと、EU産業委員のアントニオ・タジャニが、新しいCO2の測定方法のレポートを発表することとなっているからだ。 EUの中でもとりわけドイツのメーカーは、CO2の測定方法についてより柔軟性を求めてきた。ただ単純にCO2排出量を新車のテールパイプから測るのでなく、ドライバーの行動や、道の整備状況なども考慮に入れて欲しいとしてきたのだ。 CO2排出量の削減のための研究開発費が高騰した結果、EU圏外の自動車メーカーに対抗できる価格が付けることができなくなっているという懸念がEUの自動車メーカ
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