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animeに関するohagi23のブックマーク (110)

  • 子供対子供の構図と子供達の限界-「鉄血のオルフェンズ」11話感想

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」11話を視聴。 今回は子供対子供、そして鉄華団の子供達自身の限界と それでも生きていかねばいけない物語を描いた展開だった。 子供対子供という戦いの構図 今回は昭弘が物語の中心だった。 今までの鉄血は子供の鉄血団と大人側のどこかの勢力という戦いの構図だった。 今回は敵側のブルワーズに同じ子供のヒューマンデブリで昭弘の弟である昌弘達を 登場させることで子供対子供という構図を持ち出し、 改めて鉄血のシビアな世界観を突きつけた。 戦いが終わり、ブルワーズのクダル・カデルが昌弘を折檻する描写も含め ヒューマンデブリは大人達に虐げられている事がわかる。 ヒューマンデブリの悲劇 子供対子供の戦いもあるという事を示し ペドロを殺されたブルワーズのヒューマンデブリ達の怒りと悲しみ そして敵と味方に分かれた昭弘と昌弘という因縁も抱え、 両者の戦いが悲劇的な結末も迎える可

    子供対子供の構図と子供達の限界-「鉄血のオルフェンズ」11話感想
  • 鉄華団はさくら荘である-「鉄血のオルフェンズ5話」の鉄華団のチームワーク性について

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」5話を視聴。 はじめに クーデリア地球への旅立ち。 ギャラルホルンのMSはイサリビを拘束し クーデリアの身柄を引き渡すように伝えるものの、 この状況を想定してたオルガと三日月。 三日月はバルバドス出撃し、MSを引き付け 後方からのオルクスの船は昭弘が引き付ける。 鉄華団に不利な状況が訪れるが 小惑星を上手く利用して形成を逆転。 ユージンが身体を張る。 コーラルはマクギリスとガエリオを差し置いて 自ら出撃するが、バルバドスに負ける。 そして戦場で三日月とマクギリスとガエリオは交戦し お互いの存在に気づくのだった。 鉄華団のチームワークについて 今回、印象に残ったのは鉄華団のチームワークの良さだ。 オルガはトドが裏切ることを想定し、 予め三日月にガンダムを準備させ状況に備えた。 また前回で昭弘に別行動を取らせて、 オルクスの船への対抗と三日月のバックアッ

    鉄華団はさくら荘である-「鉄血のオルフェンズ5話」の鉄華団のチームワーク性について
  • 「生きる糧の物語」としての「鉄血のオルフェンズ」4話。

    「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」4話を視聴。 クーデリア姫を地球に護送する算段を整えつつ 鉄華団がこの護送の仕事をこなして生きる糧と自分たちの道を手に入れようとする。 一方のギャラルホルンのファリドとボードウィンは クーデリア姫を拘束しようとして現地に調査へ向かう。 三日月はクーデリアを連れて、ビスケットの祖母のトウモロコシ畑に連れて行く。 三日月はクーデリアに作物を採取することと作物の状況や行き先を教える。 その最中に三日月達とファリド達と遭遇し、一悶着がある。 畑から戻ってきた三日月達にオルガは新しい旗を持って迎えるのだった。 「生きる糧の物語」として描写された作物を採取すること 鉄血のオルフェンズの物語のキーワードは「生きる糧」である。 作は生きるために何をしなければならないのかを 火星と厄祭戦300年後という世界をもって描いている。 ガンダム作品の多くは、キャラクターに理

    「生きる糧の物語」としての「鉄血のオルフェンズ」4話。
  • 日本のアニメはクラウドファンディングの夢を見るか?

    はじめに 日5/10、PCゲームの「Dies irae」が5月9日にクラウドファンティングを利用した アニメ製作のプロジェクトを立ち上げ、目標金額の3000万円に対して 1日で入金待ちの金額を合わせて実質的に3000万円を突破した事を知り驚いた。 参考:『Dies irae』アニメ化プロジェクト ※ブログ更新中の5/10 19:30の時点で、 76万5千円の入金と3521万円の入金待ちとなっており、 合計で約3597万円の資金提供がされている。 私はこのゲームの事を全く知らなかったが、 たった1日で3000万以上が受け手によって資金提供されたことに、 この作品が強く支持されていると強く感じた。 この事を知って、私は日のアニメにとって クラウドファンディングの存在がより大きくなると感じ、 一方でファンと作品の関係もまた変容する可能性が起こると感じた。 今回はクラウドファンディングについて

    日本のアニメはクラウドファンディングの夢を見るか?
    ohagi23
    ohagi23 2015/05/11
    受け手にとっても作り手にとってもクラウドファンディングが良い方向で利用されるように願う
  • 「響け!ユーフォニアム」の高坂麗奈が魅せる「京アニ髪かきあげ」について

    「響け!ユーフォニアム」5話は高坂麗奈さんの絵作りがすごくよかった。 まず、高坂さんのトランペットを吹くシーン。 顔が汗でテカテカした感じで描かれ、 目を見開いて吹くのに一生懸命な感じが出ていて素晴らしい。 後、矢印で示したように、髪の部分を長い色トレスで描いているのが 髪の描き方に効果的なニュアンスを与えていて面白いと思った。 次にここからが編。 部活の帰りに高坂さんと黄前久美子が会話する中で 久美子が先生の事を「かっこいい」と言って反応し、 振り向く高坂さんの表情が素晴らしい。 比較的クールで感情的ではない高坂さんが、 目を大きく開き、驚きの表情を見せる。 編で始めて見せる表情ではないだろうか。 それだけにインパクトあるシーンに仕上がっている。 ※作監修正が半端無く入れているようにも感じる。 そして久美子が話を進めていくうちに、 久美子が高坂さんの地雷を踏んだと思い込み、 高坂さん

    「響け!ユーフォニアム」の高坂麗奈が魅せる「京アニ髪かきあげ」について
    ohagi23
    ohagi23 2015/05/06
    高坂麗奈の髪をかきあげる仕草は、シリーズ屈指の名シーンだった。
  • リアル「SHIROBAKO」-山ねずみロッキーチャックの現場から

    「SHIROBAKO」の宮森あおいがアニメ制作を志すキッカケの一つになったのは 劇中でもたびたび登場した「アンデスチャッキー」。 19話のEDは特に印象的だった。 さてこの「アンデスチャッキー」の元ネタとされる 「山ねずみロッキーチャック」についての面白い記述が 富野由悠季さんの著作「だから僕は」にあった。 「山ねずみロッキー・チャック」 (※ズイヨー)後半以後、五のコンテをきらせてもらい、監督、アニメーターとしての遠藤政治さんという怪物と出会った。そのころは氏の酒量はへっていたらしいのだが、スタジオに臆面なく一升ビンをおいて仕事をなさる方というのをはじめて目撃した。すすめられることではないが、悪いともいえない。そんな状況を呑みこんでアニメを創ってみせる、と口にした方は遠藤監督以外にはいない。剛気さと繊細さをみせてくれた方として僕には貴重だった。あたりまえなことを、感動をもって描けという

    リアル「SHIROBAKO」-山ねずみロッキーチャックの現場から
    ohagi23
    ohagi23 2015/04/15
    アニメを超える豪快なリアルエピソード
  • 「Gレコ」における巨大MAと女性の悲劇の歴史-バララとユグドラシル

    はじめに-ユグドラシルの魅力 「Gのレコンギスタ」24話はバララ・ベオールが乗る 巨大モビルアーマーのユグドラシルの描写が圧倒的だった。 ユグドラシル、北欧神話でいう世界樹の名を関する機体は伊達ではなく ユグドラシルが放つテンダービームが世界樹の形のように広がるビジュアルは 今までに見たことがないエフェクト表現だった。 戦争という凄惨な空間でありながら、テンダービームには美しさがあった。 これを見られただけでも、幸せだった。 巨大モビルアーマーと女性の関係性 さて今回の主役は、マニィがルインの元に戻って来たことで 自分の居場所が無くなってしまったバララ・ベオール。 さてバララがこの巨大モビルアーマーユグドラシルに乗ったのは ガンダムシリーズ的に色々思うところがある。 まず女性と巨大モビルアーマーといえば、 今まで1stガンダムであればララァ・スンがエルメス。 Zガンダムでいえば、フォウ・ム

    「Gレコ」における巨大MAと女性の悲劇の歴史-バララとユグドラシル
    ohagi23
    ohagi23 2015/03/14
    巨大MAは複雑な立場に立たされる女性の心を縛る居場所として存在している
  • 「Gレコ」のユニバーサルスタンダードとは全体主義の現れである。

    はじめに 「Gレコ」が始まる前、富野由悠季監督は 政治学者ハンナ・アーレントの著述や彼女の「全体主義」についての思想を アニメに盛り込んで新作を作りたい発言をしていた。 35周年に向けて、次はハンナ・アーレントの言葉を背負った上で『新ガンダム』を作る気にもなってます。 出典:ニュータイプ2009年5月号「ファーストの見た30年間」 この「Gレコ」における「全体主義」はどこに描かれているのか。 まず富野監督がハンナ・アーレントを引き合いに出して発言していた 「独自に判断できる人は少ない」という点にあると思っていた。 状況に流されるベルリ。教えられた事を信じていたアイーダ。 そんなキャラクター達の姿にハンナ・アーレントの人間観を踏まえて 独自に考えることができないキャラクター達を 富野監督は描くのを狙っていたと私は考えていた。 ユニバーサルスタンダード=全体主義 -異なる考えのキャラクター、同

    「Gレコ」のユニバーサルスタンダードとは全体主義の現れである。
    ohagi23
    ohagi23 2015/03/08
    ユニバーサルスタンダードという全体主義に対抗する存在としてのGセルフとベルリ・ゼナム。
  • 「Gのレコンギスタ」のシリアス性-水の重さはシリアスの重さ

    はじめに 「Gのレコンギスタ」の作風・語り口について。 作は基的には重い、重苦しい作風・物語であるにも関わらず 語り口は元気で爽やか、喉越しが良いと感じる。 一度滅んだ世界の再生後を描きつつ、 再生後に地球・月・金星、それぞれの環境下で住んでいた人々が 宗教・技術などによって変化していき、 紛争・戦争に再び向かっている世界を描いている。 Gレコの世界はシリアスな世界観だ。 一方でシリアスな世界観でありながら、 上述したように、語り口や見せ方までシリアスにはしない。 必要以上に登場人物の死ぬシーンを強調しないし、 大変な事が起こっているシーンでも、さらっと流してしまう。 これは過去の富野作品でも見られた傾向だ。 「逆襲のシャア」ではギュネイがあっさりやられるし、 大事なシーン、大変な事が起こっているシーンほど 富野作品では尺を短くして次のシーンに進めてしまう。 そんなシリアス性を持ちなが

    「Gのレコンギスタ」のシリアス性-水の重さはシリアスの重さ
    ohagi23
    ohagi23 2015/02/23
    “「Gのレコンギスタ」のシリアス性-水の重さはシリアスの重さ”水=命=シリアス
  • 「Gのレコンギスタ」は考える事そのものを考えるアニメである。

    「Gのレコンギスタ」19話を視聴。 今回注目したいのは「考える」ということ。 クレッセントシップ内でベルリ達がエネルギー問題について話すシーンの一幕。 アイーダが強くアメリア側の主張を通そうとするが、 周りのみんなに「教わったこと」「感じていない」と指摘される。 以下、各キャラのセリフと照らし合わせて再現してみる。 アイーダが考えていたのは「刷り込み」でしかないこと ムベッキ「人類は大量消費と戦争で地球を住めないようにしたのです。 そんな人類にはアグテックのタブーは必要でした。 その代わり財団はフォトンバッテリーは無条件で提供してきました。」 アイーダ「エネルギーの配給権をキャピタルタワーに独占させたために他の大陸の人々は…」 ノレド「アメリア人だけの感覚だけで喋るな」 アイーダ「人の自由を侵害されています」 ベルリ「人は自然界のリズムに従うものでしょ」 アイーダ「でも、アメリアでは」 ム

    「Gのレコンギスタ」は考える事そのものを考えるアニメである。
    ohagi23
    ohagi23 2015/02/08
    Gレコが難しいという指摘は、本編で考えること自体を問う部分が強く出ているからというのが一因だと思う。
  • アニメ視聴において、体力・集中力の低下との付き合い方

    お正月なので「伝説巨神イデオン」を視聴していた。 そして見続けていると、疲れてしまうのだ。 目も疲れるのだが、体もちょっとづつだるくなっていく。 昔であれば、2クールぐらい(26話)の量であれば 途中トイレを挟みながらも、続けて視ることができた。 「Gガンダム」や「ガンダムW」を始めて見た時は、 1日かけて全話を連続して視ることができた。、 しかし、今は4・5話分を視ると、集中力が途切れてしまい休んでしまう。 「伝説巨神イデオン」は39話あるので、 ペース良く見ていきたいのだが、どうしても途中休憩がほしくなってしまう。 また、休憩を挟みながら視ても、見続けていると疲れてきてしまう。 イデオンは 1/2は、1話~10話まで 1/3は、11話から14話まで 1/4は、15話から28話まで まで視聴したのだが、1日に10話程度視ると、どうしてもしんどくなってしまう。 「伝説巨神イデオン」はSF

    アニメ視聴において、体力・集中力の低下との付き合い方
    ohagi23
    ohagi23 2015/01/05
    身体のケアに気を配り、アニメの出会いを大切にしていきたい
  • 「SHIROBAKO」12話の馬の作画について

    SHIROBAKO12話。よかったなぁ。 杉江さん(モデル杉野昭夫)を熱く語る菅野さん(モデル庵野秀明さん)。 その杉江さんの元に武蔵野アニメーションの精鋭が一致団結。 そしてえくそだすっ!の最終話が無事納品。 見事過ぎる、構成だった。 そして難題だったえくそだすっ!の馬の作画シーンも、 編で見せてくれたわけだがちゃんと凄かった。 馬の躍動感、馬らしいフォルム、見事な作画だった。 そしてEDのテロップを見たら、原画に井上俊之さんがクレジット。 おそらく馬の作画は井上さんだと推測。 堀川憲司さんも上手いジョーカーの使い方を使ってきたなぁと思った。 井上俊之さんはP.A.WORKS作品では「有頂天家族」3話で原画を手がけていたわけだが、 堀川さん人脈による縁が「SHIROBAKO」でも見られたわけだ。 菅野さんから、杉江さんを紹介され、 「SHIROBAKO」では杉江さんが描いたとされるシー

    「SHIROBAKO」12話の馬の作画について
    ohagi23
    ohagi23 2014/12/27
    良作画は作品を盛り上げる好例
  • Gのレコンギスタの「全体主義」と「戦争」と「旅行」の関係性

    Gの「レコンギスタ」13話を視聴。 今まで私はGレコを「戦争が起こるメカニズム」を描く作品としてみていた。 しかしこの作品が描きたいのは「旅行」「宇宙旅行」だとわかった。 戦争より旅行ー真実を探求するアイーダ それは、最後のアイーダがトワサンガに行くと決意したシーンで この作品は移動の魅力としての「旅行」が描かれることを再確認させられたからだ。 ではなぜ「旅行」が描かれるのか。 まず富野監督が「旅行」「宇宙旅行」を妄想し描くのが大好きだからだ。 富野監督は、宇宙に進出した人類はどんな技術・生活・宗教・価値観 を持っているかを考えて作劇をして世界観を作るからである。 そしてこの事以上に大事なのは、 「全体主義」と「戦争」を克服するために 移動の魅力としての「旅行」が挙げられるからである。 アイーダは月側の使者の「トワサンガ」という言葉を聞いて、直感した。 いくら月からの艦隊の言い分や、他の人

    Gのレコンギスタの「全体主義」と「戦争」と「旅行」の関係性
    ohagi23
    ohagi23 2014/12/21
    Gレコは旅行による真実の探求の物語
  • 「Gのレコンギスタ」11話は混沌化する世界が戦争突入するメカニズムを描く

    「Gのレコンギスタ」11話を視聴。 今回、キャピタル・アメリアといった各勢力がある中で 各勢力の内々では個々の思惑が働くことで、 どの勢力も一枚岩ではないことが描かれていた。 ではこの各勢力が一枚岩で描かれない意味とは何か。 この事を戦争がなぜ起こるのかという視点も含めながら考えてみたい。 首脳陣の考えが違うアメリア まず、アメリアの首脳陣の考えの相違についてみてみる。 今回は、クリムの父ズッキーニ大統領が主催する出陣式に パラシュートで降りてやってくるアイーダの父スルガン総監が 大統領のやり方に因縁をつける。 息子のクリムに戦艦サラマンドラを出陣させ キャピタル勢力と戦う事を宣言するズッキーニ大統領。 対して法皇を人質に取り、早期収束を図ろうとするスルガン総監。 スルガン総監はこの事を聞いていないために、統帥権の侵害だと感じている。 以下の会話を見てみよう。 ズッキーニ「キャピタルタワー

    「Gのレコンギスタ」11話は混沌化する世界が戦争突入するメカニズムを描く
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    ohagi23 2014/12/07
    Gレコは混沌化した世界を描く
  • 「Gのレコンギスタ」10話のヘルメット演出―荒木哲郎による進撃のレコンギスタ

    「Gのレコンギスタ」10話を視聴。 荒木哲郎さん絵コンテ・演出回のWIT STUDIOグロス回。 グロス回とはいっても、進撃の巨人を支えた精鋭スタッフ勢揃いなので いわゆる只のグロス回ではない。 むしろWIT STUDIOがサンライズにクオリティ合戦を 仕掛け殴り込みをかけるようなものであるという認識。 ただこうした各社ごとで競い合っていく様を見るのは、 見ている側としては楽しい。 11/28日に始まった「Gレコ」のラジオ、 「Gのレコンラジオ」に出演した小形プロデューサーも WIT STUDIOグロス回の出来栄えに悔しさを覚えると話していた。 特に荒木哲郎さんという若い才能が「Gレコ」に加わることで 「Gレコ」に新たなシナジーが生まれたような出来栄えだった。 「Gレコ」10話のヘルメット演出 さて荒木哲郎さんは、富野監督の作品や 富野作品に流れる気さが好きだったようで、 今回の10話で

    「Gのレコンギスタ」10話のヘルメット演出―荒木哲郎による進撃のレコンギスタ
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    ohagi23 2014/11/30
    WIT STUDIOが巨大なものを描いた「進撃の巨人」を手がけた後に、ロボットアニメの「Gレコ」を手がけるのは「進撃の巨人」の方法論を「Gレコ」に援用できる点で、良いタイミングだった。
  • 「Gのレコンギスタ」は違和感で出来ている-富野由悠季のレコンキスタ

    「Gのレコンギスタ」9話を視聴。 今回は「違和感」をキーワードに語ってみたい。 富野作品では、画面もしくは音響面においてあえて違和感を置くことで、 物語を停滞させないような工夫が施されている。 私がこの事を強く感じたのは、8話のマスク大尉ことルインとマニィの会話。 お互いがお互いの事を知りながら、あえて知らないフリをしつつ会話するシーン。 ただ素性を隠しているからこそ、マスク大尉は音も言える。 二人の仲の良さを違う形で表現した格好だ。 こういう「劇」を見せるのが、富野作品の醍醐味の一つだと思う。 今までのGレコの中でも屈指のシーンかもしれない。 しかし逆にいえばこうしたシーンはわざとらしいとも感じられるし そこには「違和感」があるという見方もできると思う。 ただこうした違和感を感じさせるような、 キャラ同士の掛け合い、物語の進行、もしくは画面上・音響上を あえて仕掛けることで作品を停滞さ

    「Gのレコンギスタ」は違和感で出来ている-富野由悠季のレコンキスタ
    ohagi23
    ohagi23 2014/11/22
    富野演出の真髄はあえて画面や音響に違和感を仕掛けることで、物語や映像面の停滞を防ぎ、盛り上げることにある。
  • 僕の"2D OR NOT 2D" - 3Dのキャラクターを可愛い、カッコ良いと思えるようになるまで - さよならストレンジャー・ザン・パラダイス

    来月発売される家庭用移植版の『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』が楽しみで仕方がありません。 何で、このゲームがこんなに待ち遠しいかというと、このコンシューマ版で追加をされるという新キャラのエルフェルトが物凄く可愛い(そして、おっぱいが大きい)からです! 純粋に格ゲーファンではありますが、何より可愛い(そして、おっぱいが大きい)女の娘が大好きな自分。格ゲーで遊ぶ時は、おっぱいの大きさで持ちキャラを選ぶくらいです。『KING OF FIGHTERS』ならクーラよりシェルミー、『餓狼 MARK OF THE WOLVES』なら圧倒的にほたるよりB.ジェニー派、『ストリートファイターZERO3』なら、さくらよりもかりんお嬢様よりもレインボー・ミカです。格ゲーで、おっぱいの大きな女のばかり使う為に、周囲から"オカマ"というアダ名で呼ばれていて、イラストレーターとして商業デビューした時に

    僕の"2D OR NOT 2D" - 3Dのキャラクターを可愛い、カッコ良いと思えるようになるまで - さよならストレンジャー・ザン・パラダイス
  • アニメキャラ半勃起論について

    アニメと半勃起 年頃の男の子に半勃起は欠かせない。半勃起してしまうのだ。 それはアニメに登場する若者キャラクターも例外ではないと思う。 そんな私はアニメを見ながら、 このシーンのこのキャラは半勃起しているのではないかと想像するのが好きだ。 今回は様々な作品を取り上げて、紹介してみたい。 思春期には半勃起には欠かせない まず今回のFate/stay night 6話。 士郎がセイバーに強化の魔術の鍛錬を見せているシーン。 士郎はセイバーが可愛くて集中力を欠いて、強化の魔術は失敗に終わるのだが それはセイバーが可愛すぎて半勃起状態になったからだと、私は勝手に思ってしまう。 またここで士郎は石を使って強化の魔術を行うのだが 士郎は「石は固く」云々言っていることを見ても、 石が固く=ちんちんが固くと言っているのと同義であると、私は勝手に思ってしまう。 続いて今回のソードアートオンラインⅡ19話。

    アニメキャラ半勃起論について
    ohagi23
    ohagi23 2014/11/16
    思春期の男キャラは美少女に対して半勃起していると思う
  • 第2回 富野監督作品オンリー トミケットレポート

    東京の大塚にある林野会館で開催された 第2回富野監督作品オンリーイベント「トミケット」に行ってきた。 私が会場に訪れたのは、12時前。 プラモの展示、アニメックなど富野関係の資料が当たり前のように置いてあるサークルさん。 富野作品の同人誌の数々。 会場に入った途端、アットホームな熱気が感じられ、 オンリーイベントの良さを改めて感じさせられた。 会場にはプロの佐藤元さんや今木商事さんのサークルもあり、 アディゴ隊というサークルで出されていたイデオンでは、 時田貴史さんやイラストレーターの吉田明彦さんが寄稿されていた。 お目当て自体は、あでのいさんのトミケット勉強会だったが、 それとは別に12時ちょっと過ぎにサプライズが訪れた。 湖川友謙さんがイベントにやって来たのだ。 ダイターン3・イデオン・ザブングル・ダンバイン・エルガイムで 80年代の富野作品を支えた、あの湖川友謙さんが。 私は会場の

    第2回 富野監督作品オンリー トミケットレポート
    ohagi23
    ohagi23 2014/11/03
    精力的にファンにサインを行う湖川さんにサービス精神の旺盛さを感じた。
  • 「Gのレコンギスタ」6話の「映像の原則」-ベルリとデレンセンの上手下手

    はじめに Gのレコンギスタ6話を視聴。 サブタイトル名、そしてEDの絵を含め、 デレンセンが死ぬとは予想されていたが、 実際に死ぬシーンは衝撃だった。 デレンセン「何で避けたんだ」 ベルリ「はい。常日頃、臨機応変に対処しろとは大尉殿の教えであります。」 ※1話でのデレンセンとベルリの会話 1話ではデレンセンの仕置を避けるベルリの描写があったが、 今回6話のデレンセンとベルリの戦いの結末が1話のこの描写の再現となったからだ。 デレンセン「ベルリ候補生だったか」 ベルリ「デレンセン教官殿」 避けて相手の懐に飛び込む、Gセルフの動きにベルリを感じ取ったデレンセン。 そしてエルフブルの動きに、同じようにデレンセンを感じたベルリ。 編中では描かれない、二人のやりとりが、この一瞬に詰まっていた。 さて、ベルリが殺してしまったカーヒルとデレンセン。 この二人は画面的にある共通点がある。 ※2話 Gセル

    「Gのレコンギスタ」6話の「映像の原則」-ベルリとデレンセンの上手下手
    ohagi23
    ohagi23 2014/11/02
    富野作品は映像の原則が貫かれて作られている。